2016
12/17
土

関ヶ原から引き上げた島津が、いずれ必ず国を取ったという未来を語る豊久の確信が凄い。
未来を知るサンジェルミ伯もびっくりでしたね。
物知りサンジェルミに未来では超有名と言われて喜ぶ信長さんが楽しそうでしたが、オルテの国を簒奪するための会議を用意していたサンジェルミは、やはり只者ではないですね。
しかしそれを読んでいた黒王に従うラスプーチンがサンジェルミの賛同者を操り、この機に乗じてオルテをかすめ取ろうとでもしていたんでしょうか。
無血で国を乗っ取るというサンジェルミの策略は最後の最後に邪魔されてしまいましたね。
けれどもここで豊久がラスプーチンに操られる者を力づくでなぎ倒し、有無を言わさずラスプーチンの企みを踏み潰しにかかり、結局実体がその場に無いラスプーチンはどうにもできないので、地団駄を踏んで悔しがるしかありませんでしたが、そういう行動を取るように島津で育てられた豊久を信長は見ているだけで楽しくて仕方ないようですね。
さておき、ラスプーチンの方は手も足も出ない仕打ちを受けて引き下がるわけもなく、用意していた黒王軍をオルテに攻め入らせる実力行使に打って出ましたが、それこそが侵略者を完膚無きまでに叩き潰し、憂の無いように全滅させる戦いを信長たちにさせてしまいましたね。
ただこれにはサンジェルミが、どうして侵略し切れずに引き上げて行く兵まで全滅させる必要があるのかと疑問を信長たちに投げかけて来ますが、その引き上げた兵が帰路の途中を荒らし回って帰るのを防ぐためだと、信長は言ってあげましたね。
そしてサンジェルミは知恵はあっても戦さを知らぬと言われて憤慨してましたが、これが信長たち国取りを繰りひろげて来た者たちの常識なんでしょうね。
信長は特にドワーフに造らせた火縄銃を使用した初の戦いとなるのでその威力を轟かせようという目的もあったかもしれませんが、サンジェルミのムキムキマッチョ軍団に銃を持たせた絵が面白くて、つい緊張感も薄れてしまいますね。
しかし火縄銃の放つ音と煙の敵に与える恐怖を知りつくした信長は、魔王のような笑みを浮かべながら命令を下し、この異世界の戦いが変わるとニヤリとするのは、彼の恐ろしいところだったと思います。
信長の鉄砲隊、与一の長弓部隊、そして豊久率いるドワーフの突撃に戦さ場は死で溢れそうになっていましたが、この蹂躙劇を見つめる土方歳三は、豊久というか、島津に並々ならぬ敵愾心を持っているようですね。
果たして、ワンクールのラストを飾るバトルは豊久VS土方歳三となるのか、次回も楽しみにしたいと思います。






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