2016
12/25
日

フォルトゥーナは何処までも走っていけると思うんだ。
よく頑張ったね、亜美ちゃん!
失格ギリギリの位置にいる事を知った亜美は大いに焦りましたが、そんな時頼りになるのが先輩の雛子さんたちや自分をここまで温かく見守ってくれる葵たちチームメイトですね。
スリップストリーム現象を使って亜美を引っ張る紗希、雛子、弥生、葵が交代で先頭を務め、一列になって疾走するフォルトゥーナに行け!行け!行け!と応援する気持ちでいっぱいになってしまいましたが、やがて雛子の説明に自分がなぜみんなに引っ張られていたのかを理解した亜美が、みんなと一緒ならと翼を羽ばたかせた姿は、感動的なシーンだったと思います。
しかし、完走の締め切り時間が迫る中、亜美の眼前に坂道が姿を見せ、急な遠雷の瞬きに彼女は完走する事を諦めかけてしまいますが、そんな彼女に雛子が言ったのは、一人が諦めたらチームは終わりなんだという言葉でした。
ここまで必死にみんなについて行こう、そして完走を果たそうと自分の限界まで頑張ったのにまだ足りない。
しかしチームとして走ることが自分にもたらしてくれた事がいっぱいあるのを知る亜美は、限界なんてものはかなぐり捨てて力強くペダルを踏み始めました。
スリップストリームも熱かったですが、最後の最後に亜美が諦めないでもう一踏ん張りできたのは、チームフォルトゥーナのみんなと今までいろんな事を積み重ねてきたからでしょうね。
ともあれ、一旦は自分の時計が遅れていた事に気づかない亜美を悲嘆に暮れさせ、直後にみんなから完走できていると教えられて喜ぶ彼女がニッコニコになりましたが、泣きべそをかいたあとで嬉しさも通常の三倍に跳ね上がったんじゃないでしょうか。
完走チームの紹介で舞台に上がったみんなもとても楽しそうにしていましたが、思えば葵ちゃんの温かい気配りと雛子さんの甘言や各地の美味しいものに引っ張られて、亜美はこの壇上に上がる日を得たんですね。
それがすぐ涙目になる彼女にとってどんな大きいものになったのかは、後日妹ちゃんの自転車のパンク修理をできると思うと言う、彼女の自身に満ちた表情に現れていたと思います。
クールの後半は紗希さんの食べっぷりにいつも顔をほころばせながら見てきましたが、やっぱり大会やイベントに参加して走るのはドラマチックというか、達成した時の喜びが爽快感と共に伝わってくるようで、回を追うごとに面白い作品になって行きましたね。
続くお話はしばらく立ってからの放送or配信となるようですが、その日が来るのを今から楽しみに待ちたいと思います。




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