2016
12/26
月

最後に草むらでガサガサやっていたのは、ポコちゃんだったのかな。
宗太とポコの別れとなったアニメオリジナルの最終話、原作はフォトグラファーのダニーとの交流が描かれる最新8巻が刊行中で、まだまだ宗太とポコの暮らしは続いて行くようですが、父と子のお話を締めに持ってきたアニメ版は一応のピリオドを迎えました。
まあ隣のばあちゃんに狸鍋にしてやると追われた狸がポコなのか、それとも違う狸なのかは視聴者にお任せしますという感じでしたが、もしあの後ポコが顔を出して二人が再会したら、その後のお話も続いて行くという事なんでしょうか。
その辺り原作ファンへの配慮も有ったのかなと思いましたが、宗太と父親の仕事や生き様にスポットを当てた話作りをしてきたアニメ版としては描きたかったものを描いたという感じで作品を締めたんでしょうね。
ポコが化け狸の神通力を発揮して、宗太に過去を見せたり、父親と再会させて上げたのは、ポコの恩返し的なお話でとても纏まっていたと思いますが、個人的にはトゥルーエンドの方が良かったかなと思ったとだけ書いておきます。
しかし、ポコの笑顔やお友だちになったのぞみのはしゃぐ様子をはじめとして、優しい大人たちに囲まれた世界に全編に渡って癒され続けてきました。
こうした家族を扱ったり、見ていて和んだり、時には涙を流すような作品を作り続けてくれるのは一人のアニメファンとしてとても嬉しいことでした。
そしてどうかそういうものが無くならないでいて欲しいと、三ヶ月過ぎるたびに訪れる深夜アニメの番組改編期にいつも思っていますが、ともあれ、今期はポコと出会うことができてとても嬉しかったです。
アニメから入って原作を読んだ口ですが、今後も楽しみに続きを読んで行きたいと思います。




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