2017
02/22
水

ジーンが王位継承権を持つことが明らかになった今回。
彼が小さな頃からずっと見続けて来たというニーノの言葉がやっと回収されましたね。
第2話のニーノ回でそのフラグは立っていたわけですが、不審な列車事故の話を経て、モーブ本部長生え抜きの部下たちにより、いよいよなぜ自分はクーデター計画の中心に居るのかというジーン自身の問いへの答えが示されましたね。
早くからジーンが王家の血筋を持ち、ニーノが彼のお付きの人物として幼い頃に決められていたことを感じていましたが、それが合っていた場合にネタバレになってしまうと書くのを控えていましたが、モーブの部下たちがその役目を持っていたとは予想外でした。
そして、そんな有能な三人を使うモーブは一時ジーンと連絡を取らないでいたようですが、新たなジーンの出張先に忽然と姿を見せた彼女は、クーデターの旗印にされかねないジーンの人となりを信頼し、ACCAや王国を揺るがすクーデター計画に敢然と挑むようですね。
この辺りグロッシュラーを黒幕と考えるリーリウムや、静かに調べを進めるグロッシュラーたちとは違う頼もしさを感じるんですが、艶のある目線や仕草をジーンに向けてくるモーブの本部長として以外の個人的な気持ちも気になるところです。
ともあれ、王子のお付きでロッタのパン友達でもあるマギーの上司がニーノの報告先の人であるのもぼやっと描かれましたが、王子がロッタに目を付けたのが叔母に瓜二つの容姿を持っていたからという事も明らかになり、王位継承権を持つジーンの存在にギョッとしていましたが、それが物語になんともきな臭い危険な香りを立たせ始めたのは否めないですね。
そんな中、毎回妹を満足させようとジーンが買って来たお土産に大喜びするロッタのシーンが毎回癒しパートっぽくなって来ましたが、さて、自らの出自を知ったジーンと、王家を後にしてからお付きの人との間に母親が産んだと見られるロッタに、これからどんな事が起こってくるんでしょうか。
出張した先に次々と現れたグロッシュラーとモーブの活躍、そして幼い頃から稀有な運命を背負わされたジーンとニーノという二人の親友の絆が描かれるのを楽しみに、先ずは次回を待ちたいと思います。



- 関連記事
-
- ACCA13区監察課 第8話「翼を広げた王女と友のつとめ」感想 シュネー王女と別の道へと歩いて行ったアーベントは今何処に居るのか?
- ACCA13区監察課 第7話「夜霧にうかぶ真実」感想 ロッタちゃんのお菓子好きは遺伝だったのか…。
- ACCA13区監察課 第6話「線路と誇りの向かう先」感想 ジーンとロッタの両親って、いったい何者だったんだ…。
この記事と関連する記事
MESSAGE
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
-
第7話 夜霧にうかぶ真実 ハレ区で支部長と区長を酔わせて得られた情報。各区長たちはクーデターの噂を知っている。ジーンを橋渡し役だとも思い込んでいる。でもジーンを噂に巻き込む意味が分からない。 ドーワー区に視察に訪れた。ニーノもカメラマンとして訪れてジーンに接触。ロッタのおみやげはYUKINOTAMA、美味しい店を知っているので 案内してくれるが私服に着替えること。明日は国王が街を視察に回るの...
ぬる~くまったりと 2017/02/23
COMMENT