小林さんちのメイドラゴン 第8話「新たなるドラゴン、エルマ！(やっと出てきましたか)」感想 喧嘩するのも嫉妬するのもトールの青春ですね。

小林さんは不器用だからたまに目線をそらしたりしますが、トールとカンナちゃんの視線の先には、いつも小林さんが居るんですね。

カンナのお弁当を作るのはどっちだと小林さんとトールの間に試合が始まりましたが、副審査員として呼ばれたルコアさんによれば、仲良くなった二人の初めての喧嘩ということでした。

それだけトールにとって小林さんが近しい存在になったから、お弁当作りで張り合ったり、その後現れたルコアへの嫉妬を小林さんの前で思い切り出してしまうんでしょうけど、張り合う時や嫉妬する最中にいちいち小林さんに声をかけたり、彼女の表情を常に見ているトールから、トールの小林さんラブが伝わってきますね。

そしていつもよりオーバーなトールの動きや表情に、トールの一瞬一瞬は全部小林さんに向いているのを感じましたが、それぞれの視線の動きの演出も含め、京アニさんが今まで描いてきた女の子同士の気持ちのやりとりの描写の、その原点を見た気がしました。

ともあれ、やっとエルマが登場し、カンナ言うところのトールと犬猿の仲なのか仲良しさんなのかよく分からないところが面白楽しく描かれましたが、エルマが腹ペコキャラで感激屋さんなのはよく分かりました。

カンナのお弁当の食材さん(cv.高橋氏)を取りに、トールが開いた元居た世界へと続く通路を通ってエルマがやって来たところは上手く繋げたなぁと思いましたが、自力では帰れないエルマが小林さんの会社に勤めに現れたのは予期せぬ展開でした。

小林さんもあんまりエルマの面倒を見ると今後もトールが嫉妬に狂ってしまいそうなのが心配ですが、トールへの気持ちとか上手く伝えられない、そういうの苦手なんだという小林さんにナデナデされて嬉しそうにするトールが可愛かったですね。

その辺りやがてエルマも理解して気を使ってくれるんだと思いますが、いつもより多めに小林さんへの気持ちがほとばしったトールを見るのもいいものですね。

次回はまたまたカンナが可愛いを炸裂させてくれるみたいですが、いつもトールやカンナの視線の先に居る小林さんにどんな展開が待っているのか、楽しみに次回を待ちたいと思います。










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