うらら迷路帖 第11話「千矢とくろう、時々涙」感想 食べないでー！守ってるんだよー！！

千矢ちゃん覚醒で九番占の試験に見事合格。
母と同じ赤い瞳を持つくろうは、千矢を守る黒うさぎさんだった。

くろうが言葉を発することはありませんでしたが、千矢を捕えた謎の目と触手から彼女を守ってくれましたね。
ただいきなり彼女をくろうがパクッと食べたので、エエエエエと一瞬びっくりしましたが、その黒い身体の中に千矢を収めて一生懸命触手からガードしてくれていたんですね。

そして突然姿を消した千矢を心配しながら、彼女と出口を探して迷路を進む紺たちの前に、くろうに咥えられたまま壁を突き破って千矢は合流する事ができましたが、今どこに居るかまったく分からない状況に彼女たち四人は陥ってしまっていたようです。

途中、甘味の食べ過ぎでお腹がぷよぷよになっていた小梅が落とし穴につっかえたり、落ちて来る天井をノノの相棒のマツコさんが決死の形相で支えたりと愉快なシーンもありましたが、合格への道を最後に切り開いたのは、くろうの登場で目覚めた千矢のうららの力でしたね。

その千里眼のような能力で出口までの道を見通し、四人で仲良く鍵をさす事で見事合格をゲットしましたが、時間がもうありませんよーと煽る時枝さんのブラックな感じも面白かったですね。

試験も無事終了し、四人が合格できた事を号泣して喜ぶニナ先生。
サクさんのいい匂いを嗅いだら少し落ち着いたようですが、そんな風景を見て楽しそうにしている千矢たちは喜びでいっぱいだったんじゃないでしょうか。

くろうの事とかは聞きたいけど今は後回しでいいと言う紺も千矢と並んでほっこりにやにやしていますが、試験の疲れと合格できた安堵感で顔もゆるゆるになっていたみたいです。
次回は合格のご褒美っぽい温泉イベントのようですが、ちょっぴりシリアスだった前回からと打って変わって、楽しい日常全開のお話になると良いですね。

最後まで諦めずに頑張ったチーム棗屋のみんな九番占昇格おめでとう！次回も楽しみにしたいと思います。