ガヴリールドロップアウト 第12話(終)「ガヴリールドロップアウト！」感想 わんこにメロンパンの味を覚えさせたのはガヴちゃんですか。

ジャンピング土下座の通用しないゼルエル姉ちゃんが万能すぎる。

マスター自慢のコーヒーまで用意して良い子になって姉のゼルエルを迎えたガヴリール。
しかしかねてから押入れにしまっていたサターニャの気配を感じ、既に地上に来て堕落生活を送っているのを知っていたゼルエルは、取り繕おうとする妹にかなり怒っていたんじゃないでしょうか。

サターニャが暴れて押入れから飛び出し、もう誤魔化すのも限界という状況が訪れ、ガヴリールは意を決してジャンピング回転土下座をしてゼルエルに謝りますが、それすらも姉を何とかしてしまおうとする彼女の奸計だったんですね。

北斗神拳の二指真空波みたいな技でガヴリールの攻撃をまんまお返しするゼルエルに、某作品の最後のシ者というテロップが頭に浮かびましたが、結果余計に姉を怒らせてガヴリールは天界で再教育を受けることになりましたね。

笑うと可哀想なんですがこれも自業自得と云うものでしょうか。
デビルズメッセージというサターニャの悪魔技の必要もなく、バレバレだったガヴリールの堕落生活もこれで終わりになるのかもしれなかった………。

と思ったら地上に帰って来たら早速ダラけてしまいましたね。
そして、本来持つ優しさを堕落してもガヴリールは失わないのが彼女の可愛いところですが、気になるのが優しさゆえに最初にわんこにメロンパンを与えて味を覚えさせたのが彼女だったのではないかと云うシーンでした。

終盤に入ってタプリスやゼルエルを登場させて、きっちり主人公のガヴリールのお話でまとめて来ましたね。

堕天の疑いのあるラフィの破壊力、マジ天使ちゃんだったヴィーネ、そして序盤から物語の牽引役を担って視聴者を引っ張って来たサターニャと、それぞれの魅力が上手く絡み合って楽しい作品になったんじゃないでしょうか。
作品の今後の展開を楽しみにしたいと思います。








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