武装少女マキャヴェリズム 第1話「素晴らしき刀 鬼瓦輪」感想 去勢とか言っちゃう輪ちゃんに、他にも色々言わせてみたい。

唯ひたすら剣少女に萌える。
バトルアクションが本気なのも良かった。

40人近くの不良集団を一人で病院送りにする騒ぎを起こした納村不道は、退学となった後に私立愛地共生学園へとたどり着いた。

新天地で新たな学生生活を送るつもりだった不道は女生徒たちが皆武装している事に驚いていましたが、生徒たちから天下五剣と称される者たちのメンバーであるクラスメイトの鬼瓦輪から、男子生徒としてのこの学園での在り方を剣をもって理解させられる運びになったようですね。

そして転入生である不道の事を以前から知っていた風のある女帝・天羽斬々が天下五剣の元へ彼の持つある技に気をつけろと言いに現れたり、不道と彼女の因縁が今後語られそうな感じですが、先ず初回は共生学園と云う舞台の設定説明と、ヒロインの一人である輪と不道のバトルアクションが描かれましたね。

共生するために男子学生を矯正する側の輪と、自由に学園生活を送りたいと望む不道。
けっして矯正に屈しようとはしない不道を追っかけてくる輪の必死さの中にコミカルなものを感じますが、刀を抜いた輪の剣戟が技や呼法の解説を入れながら激しく描かれるのがなかなかに面白いですね。

攻撃をかわして行く不道の動きも細かいところまで描かれていて見応えがあったんじゃないでしょうか。
勝敗を分ける技となった彼の魔弾もかっこ良く決まっていたし、今後の天下五剣たちとのバトルアクションも楽しみなところですね。

ともあれ、最後は輪を心配して駆け寄って来た百舌鳥野ののが警棒でタイミング悪く不道の頭を小突いたので、輪と不道がキスをすると云うラブコメ展開で締まる事となりましたが、乙女の唇を奪ってしまった責任は、矯正ならぬ去勢によってのみ支払い可能なようですね。

果たして、刀剣美少女VS無手の使い手による本格バトルアクションものとなって行くんでしょうか。
去勢を回避してハーレムを形成して行くちょっぴりエッチな側面もありそうな雰囲気も感じた初回でしたが、期待をふっくらとさせつつ先ずは次回を待ちたいと思います。