小林さんちのメイドラゴン 第13話「終焉帝、来る！(気がつけば最終回です)」感想 メイドよ永遠に…小林さんちの歴史がまた1ページ。

トールは私のもんだ！しかも、メイドなんだぜ！！
小林さんマジイケメンな最終回だった。

トールの父親・終焉帝によって訪れた突然の別れ。
攫われるように元居た世界に帰って行ったトールと離れて暮らす小林さんとカンナちゃんはとっても辛そうでしたね。

仕事に追われる忙しさに小林さんの辛さが紛れることもなく、一人で食事をするカンナちゃんを満たすものもなく、小林さんちの暮らしは空中分解寸前といった感じでしたが、父親から逃れたトールが帰って来てからがクライマックスでしたね。

そして人の世界で暮らすルコアやファフニールたちは、トールの身の回りで起きている事を感じつつも、親子の問題やドラゴンを取り巻く世界の約束事に口を挟むべきだと判断したんでしょうか。
終焉帝の気配にただ心配する表情を浮かべ、事の終結を待つしかない彼らの心の内が慮られて余計に辛く思えてしまいました。

しかし、終焉帝の前にしっかと立ち、身の危険も顧みずトールは私のもんだ！と言い切る小林さんの声が鳴り響き。
巨大な躰を持つ父親に向かって娘を信じてやれよ！と叫ぶ彼女に終焉帝も感じるところがあったんでしょうね。

やがて身を翻して帰って行った終焉帝の姿が視界から消え、安堵と嬉しさで小林さんに飛びつくトールがめっちゃ可愛かったですが、これがオープニングのあのシーンだったのかと云う思いが浮かび、良かったなぁと涙がちょちょぎれそうになるのを感じました。

しばらく立って落ち着いた小林さんは、久しぶりに実家に帰ろうかと言い出し、帰省する彼女と道中を共にするトールとカンナちゃんがとても楽しそうにしていましたが、実家に着いた小林さんは二人のことをどんなふうに紹介したんでしょうね。

あたたかい余韻を残して締めた小林さんちのメイドラゴン、いつか続きをアニメでまた見てみたいと思いました。












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