2017
04/07
金

feel.さん安定の作画と、気をてらわない中学三年生の二人の描写。
こんなに普通なのが面白いと感じたのは久しぶりな気がします。今後が楽しみ。
春は新しい出会いの季節でもありますが、茜と小太郎というちょっぴり内気な女の子と男の子の恋のお話になるんでしょうか。
ラインがクラスメイトたちの連絡手段になっているのがいかにも今風ですが、そんなめまぐるしく変わる世の流れの中でも、成長して行く少女や少年の初々しさは変わらないものなのかもしれませんね。
さておき、家族で外に夕食へと出掛けた茜と小太郎は、ばったり同じファミレスで出会う事になりましたが、そうと知って挨拶する親どおしの横で困ったように大人しくしている二人が可愛いですね。
偶然とはいえ恥ずかしいし、クラスメイトに知られてしまうといろんな事が起きるかもしれないので、ここはこの場だけの事にしておきたいと思うのは年ごろの男女なら無理もない事ですね。
茜が急いでしかし確実に小太郎に黙っていてねと頼んでいましたが、そう親しくはない男子に言いに行くのも恥ずかしかったんじゃないでしょうか。
その辺りの茜のキビがなんとも可愛らしく感じられて、お尻がムズムズしてまいりますが、これが初々しさと云うものなんでしょうね。
そして小太郎の方も茜の存在に近づきたい気持ちがあるようてすが、声もかけられない文学少年と言った感じでしょうか。
太宰治の女性の気持ちになって書いたという本を手に、年ごろの男子らしく女の子の事をいろんな思いふけってみたりするのかもしれませんね。
ともあれ、自分から茜に声もかけられない小太郎の杞憂は、偶然茜がクラスの係りの仕事を彼に連絡できてなかった事によって一気に晴れて行く事になりましたが、連絡手段のラインで改めて繋がった二人がこれからどんなドラマを見せてくれるのか楽しみに思います。
静かに始まった初回でしたが、気をてらわない設定や展開にいつしかお話に見入っていました。
描かれている茜と小太郎の反応は年相応の普通の事だと思いましたが、逆にそれが面白いと感じる初回だったと思います。
次回も楽しみですね。





TB送信先 空と夏の間さん
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