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笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2013 07/22

有頂天家族 第3話「薬師坊の奥座敷」感想

奇想天外なシーンが増えて、ますます面白くなってきました
そして、夏の季節にぴったりな作品ですね

最近、こう暑くなってくると、思わず涼しさを求めてしまいますが
空飛ぶ納涼船は涼しそうで、五山の送り火を見ながら遊覧するとか
いかにも涼を楽しむって感じで、いいですね

しかし、夷川とか鞍馬天狗とか、金曜倶楽部ですか…なんか不安しかよぎらないけど
前半の山場に向かい始めたのを感じさせる第3話だったと思います

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あらすじ(公式サイトから引用)
京の夏の風物詩、五山の送り火が近づいてきた。
浮かれる人間どもに調子を合わせ、狸たちもまた夏の夜空でどんちゃん騒ぎをする。
そのためには空飛ぶ納涼船が必要。

下鴨家では、矢一郎がその手配に奔走していたが、口惜しくもその計画は頓挫。
矢三郎は、矢一郎から頭を下げて、納涼船の手配を頼まれる。
かくして矢三郎は、矢四郎とともに赤玉先生の元を訪ねるのだったが……。

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感想 :
矢一郎に土下座させようとか、矢三郎も調子に乗り過ぎです
案の定、母上にコロンと川に落とされて、怒られてしまいました
ヅカ風の母上もいいですが、こういうのも、かあちゃんらしくて好きだなあ
賑やかで楽しい家族ですね

当の矢三郎は、井戸に向かってぶつぶつと喋って、矢二郎兄さんに話しを聞いて貰っているが
いつも人の悩みを聞かされる、カエルが板に付いた兄だけに、そこは話題を切り返されてしまった
しかし、ただのカエルではないなと思ったら、負けのような気がする

結局、矢三郎は空飛ぶ奥座敷を借りようと、矢四郎とともに赤玉先生の元へ訪れたが
肝心の奥座敷は弁天にあげてしまったとか…
矢三郎にそれを厳しくつっこまれて、喜んでくれるからと顔を赤らめる先生には、威厳も何もあったもんじゃない
(早くどうにかしないと、ダメですね)

同じく赤玉先生の元を訪れていた、現在という時を楽しんでいる天狗・岩尾山金光坊も呆れ果てていたが
先生が今のようになってしまったのは、やはり魔王杉の一件からだという
そう言われ、弁天の名前もそこで出てきたことに、あたふたする矢三郎が面白かったですね
何であたふたしたのかは、これからのお楽しみといったところでしょうか

そうこうして、矢三郎と矢四郎は、やっと奥座敷の今の所有者、弁天の元へと訪ねることに
なんだか自由気ままな弁天が、とても魅力的ですが
弟の矢四郎は、怖くて化けていられない

その怖さが出たのが、矢三郎への奥座敷を貸す条件でした
もしも壊したら、金曜倶楽部に来て芸を披露してもらい、その芸がつまらなかったら狸鍋にするんだとか
矢三郎を食べてしまいたいほど好きだからって、弁天の本音ですかね?
しかし、鍋は勘弁ですね、ブラックすぎる

そんな行き過ぎな表現も、兄に対する矢三郎にしろ、弁天にしろ
この作品の題名らしくて面白いと思います
しかし、そのブラックジョークも、どこかで本当になりそうな危うさを含んでいるのが、次回を期待させるんでしょうか
どうみても、ただでは済まない狸たちの宴になりそうですね

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