ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第3話「愚者と死神」ラノベ原作アニメもまだまだ戦えるじゃないか！

システィちゃんグレン先生の考えに気づいて大活躍。
苦情ばっかり言ってたのかと思ったら、いつのまにか白猫ちゃんは先生を信頼してたんだね。
ルミアちゃんのひざ枕も良かった。

前回の愚者のカードを取り出してからの戦いも面白かったですが、今回はさらにその上を行きましたね。
昨今ネットではやれ原作不足だとか言われて久しいですが、それを払拭するような熱い展開に興奮したエピソードだったと思います。

中でも白猫ことシスティが、グレンがいきなり自分を突き落として逃がしただけではないと云う彼の意図を読み。
姫君だったルミアが瀕死のグレンをその得意能力を持って立ち上がらせる活躍は、けっして生徒を救うことを諦めなかったグレンに勝利をもたらしてくれましたね。

まあ本人は自分が正義の魔法使いになる夢を果たせず、魔術師殺しのエキスパートになってしまった事を悔やんでいるところがありますが、セリカに無理やり勤めさせられた学園で愛しみ守るべきものと出会えた事が彼を大きく変えたのではないでしょうか。

普段彼の講義に文句や苦情を言いながらも、その独特な講義に関心したシスティが彼の一風変わった生徒への問いかけから彼自身の人となりをしっかり掴んでいたのがそもそもグレンがシビれるほど活躍できた出発点になっていたと思うし、ロクでなしだのダメだの言われながらも、システィたちとグレンの関係は意外と強く築かれてきたのを感じますね。

それが全てを解決して生徒たちの元に歩いて行く彼を笑顔で迎えるみんなの様子に凝縮されていたと思いますが、はてさて、今回エンディングで流れた映像を見ているとこの3話まではプロローグと云う感じで、次回からがいよいよ本番と思っていいんでしょうか。

もちろんシスティとルミアの可愛いカットも目を引くもので、今後の彼女たちの色々なシーンに期待してしまいますが、信頼関係で結ばれただろう生徒たちとグレンにこれからどんなドラマが待っているんでしょうね。
兎に角も、テコ入れ回の方も楽しみに、先ずは次回を待ちたいと思います。



















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