サクラクエスト 第3話「マンドレイクの叫び」感想 由乃ちゃん、ついに一年間がんばる決意を固める。

しおり、真希、凛々子、早苗の四人も大臣になってくれたよ。
美しい夜桜のもと、彼女たちは何を思い感じたのだろう。

地元TV局のインタビューを受けた二代目国王こと由乃は、間野山の名物や良いところをよく分かっていないことに気づき、早々に町の人々にそれを聞いてまわることにしたようですね。

しかし中には間野山は今のままでいいという諦めも含んだ声もあり、カブラが名産品であるのが分かったものの由乃は国王の仕事をする上での方向性を、この時点では掴みきれなかったんじゃないでしょうか。

そうこうしている内にこの地方のゆるキャラたちを集めたイベントが始まり、参加する事になった由乃と丑松でしたが、当日会場でチュパカブラの頭の部分が行方不明である事がわかり、探せや探せの騒動へと発展して行きました。

しかし丑松と中の悪い商店会会長・千登勢の孫の凛々子が王国誕生当時使っていたカブラくんを代わりに使おうと云う話を持ってきて、しおり、真希、早苗と四人力を合わせて由乃のために頑張ってくれましたね。

まあ丑松はチュパカブラに固執してカブラくんなぞ使わんと吠えていましたが、どうしようもない状況に彼が凹んだり困るのをいい気味だとする千登勢との絡みもいずれ描かれるんだと思いますが、拒否する丑松に目の覚めるような事を言ったり、会場の多くの人の前で真摯に国王として何をやって行きたいかを話す由乃の成長が見ていて気持ちよかったです。

観客に向かって彼女が言ったのは間野山の良いところ探しの折に彼女が感じたそのままの事なんでしょうけど、そう云うのが心に響いたりするのが人というものなんでしょうか。

やがて喧騒から離れた由乃としおりたちは、夜になって桜の木の下で一緒に時を過ごしますが、差し入れに訪れた丑松に四人を大臣にしてくれたらと条件を出す由乃は、国王としての第一歩をようやく踏み出したように感じました。

今回もお気に入りキャラのおでん探偵真希ちゃんの脚に何度も視線を奪われましたが、ともあれ次回も楽しみにしたいと思います。











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