冴えない彼女の育てかた♭ 第2話「本気で本当な分岐点」感想 黒ストと尾行とブラのひも。そして、詩羽からの質問。

私はどうしたらいい？女性としての詩羽先輩からの問いかけに膝が震えそうになる緊張感を感じた。

ゲームのシナリオを上げた詩羽との約束で、週末の土曜の一日を彼女に付き合う安芸君。

しかし英梨々がしっかり尾行していて、呼び出されて付き合わされる加藤ちゃんまでがこの冴えカノのお約束だと思いますが、詩羽が英梨々の行動を見抜いていたり、脱線して加藤ちゃんたちがはぐれてしまうのも冴えカノらしい展開でしたね。

そして、安芸君と二人っきりの時を過ごす詩羽は、本を読むのに夢中でそっけないそぶりを続けていましたが、これは彼女なりのテレと、自分の進路に絡む大切な質問を安芸君にすると云うヤマ場前の心の準備の両方がミックスした状態だったのではないでしょうか。

彼女が本当に彼に聞きたかったのは、推薦枠で関西か近場の大学のどちらに進めばいいかと云う事ではなく、自分にこれからも近くにいて欲しいかって事だったんでしょうね。

普段の彼女の態度や物言いからは想像も付かない乙女な可愛さを、別れ間際まで大切な質問をとって置いてぶつけた詩羽に感じましたが、近くに居ればまた一緒にゲーム作りができるかもしれないと男と女の関係には踏み込まずに答えた安芸君をどんな風に思ったんでしょうね。

それを表すのが、そんな顔するんだと云う彼女の言葉の中に含まれていたと思いますが、一番聞きたい答えを避けながら、それでも男の子らしい顔をする安芸君への詩羽の想いは、これからも変わらないだろうなぁと思いました。

ともあれ、ゲーム製作の終盤になって、もう一つのラストパートのシナリオが彼女から提出され、プロデューサーとして以前のシナリオとどちらを選ぶかの選択に迫られた安芸君ですが、新シナリオにすると作中のイラストの書き直しの必要も生じるので、英梨々にとっては大変な事になりそうですね。

ただ英梨々が詩羽の新しいシナリオ自体をどう評価し、もししんどくてもそちらでやりたいと言ってくれればそれで結論が出るんですが、さて、ライバルでもありながらも信頼関係を築き、その力量を認めている詩羽のシナリオの選択に、英梨々はどう関わる事になるんでしょうか。

デートのまま安芸君が帰ってないのではとハラハラ焦りまくる英梨々も可愛かったですが、次回の展開を楽しみに待ちたいと思います。



















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