エロマンガ先生 第3話「全裸の館と堕落の主(あるじ)」感想 エルフ先生ほんとは寂びしんぼうなの？

女の子をデレさせると宙をくるくる回って飛ぶことになるのだ。
あやせの蹴りに比べたら、エルフ先生のビンタはまだ可愛かったけどね。

偶然にも正宗と紗霧の住む家のお隣に引っ越して来たエルフ先生。
しかし突然人の居ないはずの隣家から届くピアノの音に紗霧はずいぶん怖がってしまったようですが、妹の指令で隣に様子を見に行った正宗は、そこで全裸でピアノを弾くエルフ先生と遭遇するんですね。

そして、インターフォンで呼ばれたエルフ先生は慌てて服を着たようですが、この偶然の再会がエロマンガ先生に作品の挿絵を描いてもらう権利を賭けた、ラノベ原作者同士の勝負を決定づけてしまいましたね。

しかし同時に正宗がかつてエルフ先生の本を読み、かなり落ち込んでいた彼の心が救われた事があったとエルフ先生が聞き、手を握りながら小説が人を救う事もあるんだなという彼に思わず赤くなってしまいましたが、彼女にとっては最高の落とし文句だったんじゃないでしょうか。

ちょっぴり恥ずかしそうにデレるエルフ先生がとっても可愛かったですね。
しかし隣家の様子見からすぐ帰ってこず、仲良さそうに弓矢とおパンツぺろーんの応酬をする二人に、紗霧が不機嫌というか、ジェラシー全開になってしまったみたいですね。

全裸を見たの？という兄への確認に、正直に見ましたと報告する正宗を部屋から追い出しながら、変態…と冷ややかな視線を向けるところは笑ってしまいますね。
そして、紗霧とエルフ先生の正宗を挟んだ直接の絡みも今から楽しみになって来ましたが、正宗にはそれこそ様々な受難が待ち受けていそうですね。

ともあれ、引っ越し早々正宗と親しくなったエルフ先生は、彼を家に呼ぼうと玄関先で帰りを待っているシーンもありました。

今まで彼に突っかかる事が多かった彼女の印象が今回かなり変わって行ったのを感じていましたが、ひょっとしたら彼女は元々寂びしんぼうで、その裏返しでツンツンしたり気が強く見える時があるんじゃないでしょうか。

楽しそうに絵を描く紗霧を見ている時の表情や、時に表に出るたおやかな瞳と言葉に、彼女は本当はすごく繊細な子なんじゃないかと感じるところがありましたが、そういうちょっとした表情の変化や心のキビを楽しめるのもアニメの良いところですよね。

次回は小説を書くのはあくまでも趣味というエルフ先生の本気の執筆姿がお披露目されそうですが、売れっ子作家の彼女から正宗は自分に無い何かを得る事はできるんでしょうか。

あまりお隣に住むエルフ先生のところに行く頻度が増えるとまたぞろ紗霧がヘソを曲げてしまいそうですが、その辺りも含めて次回を楽しみにしたいと思います。












TB送信先 空と夏の間さん