月がきれい 第4話「通り雨」感想 千夏ちゃんも友達たちも、みんな良い子ばっかりじゃないか。

小太郎君ともっと話したい。
ちょっぴりジェラシったオコな茜がめちゃめちゃ可愛かった。

告白の返事も聞けず、話す機会も減ったまま、舞台は修学旅行先の京都へと移ります。

そして、お互いを目で追いながらもなかなか話せない二人になんとなくブルーになってしまいますが、友だちの機転でなんとかスマホを先生から守り通していた小太郎は旅行初日の夜、ラインで茜に明日の自由行動の時に待ち合わせようとお誘いの連絡を入れるんですね。

しかしタイミング悪くじゃれる友だちの手を逃れて部屋を出たところでスマホを没収され、茜への連絡は場所とお昼12時と云う時間しか伝わりませんでしたが、途中で連絡を取れない状態になった茜の方が翌日その時間が迫るにつれてソワソワし始めましたね。

そして茜の友達たちもそんな茜に最初は興味津々と言った感じでしたが、やがて察したのか別行動とろう！と茜をフリーにしてくれましたね。

いてたても居られず待ち合わせの大丸デパートへ走り出す茜。
もちろん連絡が途中になってしまった小太郎もお昼の12時が気になって仕方ない様子でしたが、彼もまた遅れて雨の中駆け出して行きました。

はたして小太郎君は来るのか。茜は待っていてくれるのか。
そんな二人の不安を冷たい雨が心に滲ませて行ったのか、雨の中に佇み、雨に打たれる二人のお互いへの気持ちが天候そのもののように感じられました。

しかし、偶然出会った千夏にスマホを借りる事ができ、なんとか茜と会えた小太郎はもうびしょ濡れでしたが、そんな彼に遅いし、来ないし、と不安だった自分の矛先を向けてしまう茜が初々しいですね。

まだ恋を知らない二人がそんなに器用に話せるわけもなく、千夏のスマホで連絡して来た小太郎に茜は最近仲良いよねって言ってしまいますが、そんなジェラシーめいた気持ちが茜に湧いてしまうのは、小太郎の事が気になって仕方なかったからじゃないんでしょうか。

千夏や茜の友達たちが良い子ばっかりだなって感じた修学旅行のお話でしたが、もっと小太郎君と話したいと、茜が本当の気持ちを伝えた頃には雨もすっかり上がって日の光が差し込んでいましたね。

学校に帰ったら今度は付き合い出した二人の様子が描かれるんだと思いますが、カップル成立したその後を楽しみに、今は次回を待ちたいと思います。













TB送信先 ぬる〜くまったりとさん