神撃のバハムート VIRGIN SOUL 第4話「Firestarter」感想 私をギュッとして！そう叫んだニーナの故郷が今、明かされる。

アザゼルだけではシャリオス17世に勝てないのか…。
そしてムガロキュンの母親は、神への信仰厚いジャンヌだった。

待ち受けるシャリオス17世の軍団に飛び込んで行ったアザゼルも、人の使う対悪魔の力と巨兵の前に徐々に押されて行ってしまいましたね。

そして、王の軍団の攻撃に彼が吹き飛んだ先が、アザゼルは死んではいけないと彼の元へと急ぐニーナのところだったわけですが、ニーナは彼を救うためにレッドドラゴンの力を開放する事を選び、その変身のために馬乗りになったアザゼルに自ら私をギュッとして！と迫りました。

それが何を意味しているのかアザゼルは訳がわからない様子でしたが、抱きしめた瞬間ニーナがレッドドラゴンとなり、一気にシャリオスたちに襲いかかったのは、変身している時の記憶が無いはずのニーナにシャリオスへの怒りとアザゼルを助けて上げたいという気持ちがあったからでしょうか。

しかし王国の騎士であるカイザルが、もうちょっとでシャリオスにレッドドラゴンの攻撃が及ぶと云うところで王を守りに入りましたが、それがニーナの変身を解くきっかけになってしまいましたね。

おそらくドラゴン化したニーナには人である時の記憶が僅かにあり、ドラゴンの行動に影響を与えてしまうのだと思いますが、そんなニーナを悪魔解放のためにコントロールできればと考えているのがアザゼルですね。

ともあれ、戦いが終わってバッカスに回収してもらった二人は、馬車の中でリタの治療を受ける事となりましたが、やがて目を覚ましたニーナは、自分の故郷である竜の里の話とどういう風に自分が変身してしまうのかをアザゼルに打ち明けましたね。

もちろんニーナはその事を秘密にしてとアザゼルに頼むために明かしたのでしたが、俺がコントロールしてやる！と裸で横になっていたニーナをまたもや真っ赤にして困らせてしまうのは、彼が一期から変わらずポンコツな面を持っているからだとニヤニヤしてしまいました。

真っ赤になって今にも変身しそうなニーナは毛布を巻いただけで外へと逃げて行ってしまいましたが、アザゼルにニーナをこれ以上巻き込むなと言うリタが彼女のまだ明かされてない何かに気づいている感じもして、それが今後のヤマ場への伏線のようにも感じました。

そして、アザゼルはムガロを預けて悪魔たちが組織する反抗勢力との合流に向かいましたが、ムガロがジャンヌの子供だった事には驚かされました。

さらなる世界の支配を目指すシャリオスはジャンヌと手を組めばより大きな力が得られると彼女を引き込むことも画策しているようですが、果たして、世界はこのままシャリオスの支配するものになってしまうのか。
それとも、さらなる混迷を深めて行くのか。
様々な伏線が張られ続ける神撃のバハムートの次回に期待したいと思います。



















TB送信先 ひえんきゃくさん