2017
05/08
月

矢二郎の化けた叡山電車の目が可愛すぎる。
さすが放ってはおけないイケメン狸No.1である。
玉蘭たちを吸い込んだ将棋盤の穴は偉大なる父・総一郎の将棋部屋へと続く通り道でしたが、なぜか転がっていた茶釜エンジンに矢三郎が近づくと、足を滑らせた拍子に赤玉先生の部屋に出てしまいましたね。
先生の部屋の押入れと将棋部屋が繋がっていたのは狸の化け術によるものか、赤玉先生が面白がって設えたのかは定かではありませんが、茶釜エンジンの登場と共に今年も大文字納涼祭りが近づいているのを矢三郎たちは思い出したようです。
そして前年の納涼祭りでお座敷が壊れてしまったままになっているので、矢一郎は奈良の狸に乗り物を借り受けようと声をかけていたようですが、どうも金閣と銀閣が金にものを言わせて邪魔しているらしく、貸すことはできないと断られてしまいました。
そんな中、矢一郎と玉蘭の恋路に気を回した矢三郎が、兄がつつがなく告白できるようにと玉蘭に化けて練習している風景が笑わせてくれますね。
はっきりしない矢一郎にヒートアップしてしまい、肩を掴んで好きとおっしゃいと迫る玉蘭が、最初は彼女はそんなことしないけどよっぽど業を煮やしたのかとニヤニヤしてしまいましたが、勢い余った矢一郎がおでこをゴッチンしたところで化け術が解け、矢三郎が現れたオチが面白かったです。
まあ矢二郎の化けた叡山電車の派手な出発と共に始まった大文字焼き見物で、ゲストの赤玉先生が二人を上手く告白に導いてくれましたが、恥ずかしそうに好きですと言い合う矢一郎と玉蘭に下鴨家のみんなも大喜びでしたね。
調子に乗った赤玉先生がつい桃仙ママンと総一郎をくっつけたのもワシだと語り出しましたが、将棋部屋に年頃の狸を閉じ込めて、一緒になるのかどうかハッキリするまで出てくるなと云う赤玉先生も大概な天狗だと思いました。
おかげで矢一郎たちはこの世に生を受けたわけですが、矢一郎や矢三郎たちが恋路にまごまごしてしまうのは総一郎の血の成せる技のようですね。
ともあれ、桃仙ママンのちらし寿司も無事ちらし寿司の体を保つ事ができたみたいだし、幸せに喜ぶママンと玉蘭の様子にほっこりとしてしまいました。
後半は弁天墜落地点のアイキャッチから始まる金閣銀閣の屋形船と空飛ぶ叡山電車の対戦に始まり、弁天と二代目のぶつかり合いへとお話は転がって行きましたが、屋形船に絶対に同乗しなかった海星には、船がどうなるか分かっていたらしいのがニヤリとさせて来ますね。
そして二代目にあっさり敗れた弁天はアイキャッチの通りに鴨川へと落ちて行ったようですが、プライドがかなり傷ついたのは間違いなさそうですね。
しかし二代目にしてみれば母親を裏切って弁天に手を出した父親への憤りや、男の子として許せない気持ちがあるのも道理だと思うので、この二人の確執は結構難しいものがあるんじゃないでしょうか。
その辺りを弁天や赤玉先生と関わり深い矢三郎がどうするのかが今後の見どころになりそうですね。
次回も楽しみにしたいと思います。










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帰宅の時点で日が回った( ´Д`) コメント返信は本日は初めのお二方分のみで失礼します。
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