Re:CREATORS (レクリエイターズ) 第6話「いのち短し恋せよ乙女」感想 哀しいなアリスちゃん。でもそんな君が大好きになってしまったよ。

凄惨過ぎる自分の居た世界を改変できると信じたいアリステリアを、まみかのハートで助けてあげて欲しい。

セレジアさんの夜這いっぽいシーンから始まりましたが、颯太に菊池女史との間で話し合ったことなどを報告に訪れただけでしたね。

ただ颯太の方は軍服の姫君の面影を自分が知っていた理由が分かって、セレジアの話は耳に入って来ないようでしたが、さて、被造物が顕界している事の一番最初の始まりと、姫君の創造者の代表とも言うべき女の子の死の間には、やはり何かしらの関係があるんでしょうか。

この世界に姫君を呼び出すために自らの命を対価に使ったとも考えられますが、そうなると姫君の目的が世界の改変と云うのはおかしな話とも考えられ、自分を産み出した女の子を生き返らせる為に世界を一度壊してリセットしようとしているのではないかと思うところもあるんですよね。

そして今回は、嘘の嘘を現実にしてしまう築城院まがね(合わせ鏡の意の有る「がね」部分のカンの字が変換不可)が現れ、世界の改変を目指す軍服の姫君一派に力を貸して欲しいと、セレジアたちより先に彼女を見つけたまみかたちから言われていましたが、顕界してさっそく殺人を行うまがねを仲間に引き入れては混乱を招くと言うアリステリアと結局衝突する事になってしまいましたね。

そしてアリスの正義とは何処に基準を置いているのかとまがねはアリスを煽り、感情に任せてランスを突き出したアリスがまがねの術中にハマるあわやと言うところでセレジアが割って入りましたが、その直後に戦闘を止めようとするメテオラがアリスに言うんですね。

それはあまりにも惨い自分の世界を、創造者たちを巻き込んだ世界の改変に手を貸すことで救おうというのは、アリスの願望を利用しようとする軍服の姫君の策謀である可能性もあり、姫君が神と言う創造者はけっして万能な存在ではないという事に目を向けて欲しいという話でしたが、もっともなメテオラの話を聞いてなお、覚醒した創造者の力は凄いんだと姫君の言葉にすがりつくアリスが哀しく思えてきました。

でもたとえメテオラのいう事が真実でも、世界を崩壊させないように大人しくしているのが正解だとしても、どうしようもない世界をどうしようもない哀しみを背負ったアリステリアがなんとかしようとランスに力を込めるシーンに魂が震えるんですよね。

これはもうラストでこんな戦いをしていてはいけないと奮い立った魔法少女のまみかに期待したいところですが、バトルで壊れてしまった壁が知らないうちに治るようなニチアサアニメの住人で、世界の理にも影響力が有ると思える魔法少女の真の力に賭けたいと思います。

彼女が動いたことで、二つの勢力に別れて行きそうな被造物たちに何を思ってこの世界で行動するべきなのかと云う、根っこの様なメッセージぐらいは届いて欲しいと思います。

なぜなら、新キャラのまがねとブリッツ以外は、大なり小なり何かを誰を助けたいと云う気持ちがあるのですから、魔法少女やっぱり最強！と言わんばかりに、次回はまみかに活躍して欲しいですね。
ともあれ、乱戦×乱戦の顛末を楽しみに次回を待ちたいと思います。














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