ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第8話「愚者と星」感想 外道の魔術を成すためにルミアが必要だったのか…。

魔術ってロクでもない事ばっかりなのかな。
グレンが宮廷魔術師団を辞めてニートになったのがなんとなく分かった。
そしてシスティ、ルミア、迷子になったリィエルを早く助けてあげて！

兄とグレンの事で塞ぎ込み、頑なになってしまったリィエルを心配するシスティとルミア。
彼女を見放さないでくれというグレンにリィエルがおかしくなってしまった理由を聞いた二人は、けっしてリィエルを見放さないと応えてくれましたが、二人ともやっぱり天使のような女の子ですね。

しかし実習に行った先の研究施設ではキメラを作るという人が命を扱う研究をしている事にルミアは戸惑い、その辺りから怪しい気配が漂い始めましたが、死者を蘇らせる禁忌の研究も何処かで行われているような感じでしたね。

そして夜になって一人飛び出して行ってしまったリィエルを追いかけたグレンが兄と出会って力を貸せと言われたリィエルに刺され、時を同じくして遠くから事態を見守っていたアルベルトに、あのエレノアが襲いかかって来ました。

ネクロマンサーの術と妖しい再生の力を持つエレノアをアルベルトは仕留め切れませんでしたが、その間にリィエルが天の智彗研究会の隠れ家にルミアを連れて行ってしまいましたね。

そして瀕死のグレンを助けるためにシスティが人口呼吸をし、アルベルトが癒し系の魔術を使うようですが、多くの命を犠牲に生み出した死者のコピーを掛け合わせて復活を行うという禁忌を犯す魔術を成すために、力を利用されようとするルミアにも絶体絶命の危機が迫っていますね。

果たしてグレンは再び立ち上がる事ができるのか、そしてアルベルトとシスティは、友達というものを知りつつあったリィエルを研究会の魔の手から解放してあげる事ができるんでしょうか。

リィエルの強い気持ちがただ利用される事を許すとは思いたくありませんが、リィエルのシスティたちへの気持ちがこの事件の行き着く先を決める鍵になるのは間違いなさそうですね。
次回も楽しみにしたいと思います。














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