2017
06/05
月

人間タイプの下鴨四兄弟が揃いぶみ。
弁天VS二代目も気になるところですが、旅立つ矢二郎が訪れる先に待つものも偽右衛門選挙に絡んでくるのかな。
ひとまわり大きくなって帰ってくると言う矢二郎を見送る下鴨家の兄弟たち。
その出発を玉蘭は火打石を打って送りしますが、災厄を避けて無事に帰って来てという想いがその音に込められているようで、彼女は桃仙ママンのあとを継ぐ良いお嫁さんになってくれそうなのを感じますね。
さておき、偽右衛門を決める選挙を迎え、矢一郎は気合も十分と言ったところですが、恒例通りならば選挙の立会人をするはずの赤玉先生が首を立てに振らず、自分の代わりに弁天をその役目に据えようとしたことから、意外な騒動へと発展して行くことに。
それもそのはず狸を食す金曜倶楽部に席を置く弁天が立会人に相応しいはずもなく、困った狸たちは先生と親しい矢三郎になんとかしてくれと助けを求めますが、ここで矢三郎の阿呆の血が騒ぎ出したみたいですね。
良い考えがあると彼が向かった先は弁天と険悪な関係にある二代目のもとでしたが、何を思って更にややこしくなりそうな事を矢三郎はしたんでしょうか。
立会人をやらせて弁天が自分の後を継ぐと云う既成事実を作りたい赤玉先生。
その考えを知っている風の弁天は立会人の役目を二代目に頼みに行った矢三郎にかなりお怒りのようですが、気になるのは彼が二代目を説得する際に言っていた、二代目は弁天に優しいという言葉ですね。
そしてヨーロッパで彼女と会ったと言う二代目の回想が描かれましたが、雷に撃たれても構わないという風の弁天のどこか哀しげな様子に、その時二代目は何を感じたんでしょうか。
あながち矢三郎の二代目は弁天に優しいという言葉が真実を突いていたとするのなら、矢三郎は二人の関係が雨降って地固まるの大団円に落ち着くのをを狙って動いたのかもしれませんね。
ただその雨がどうみても大嵐になりそうな感じですが、今回の偽右衛門選挙は、仏の道に目覚めた気味の悪い金閣銀閣の様子から、弁天と二代目のぶつかり合い以外にも、もう一山有るように思えて仕方ありません。
その辺りに旅立った矢二郎が絡んで来そうな気配を感じますが、先ずは矢三郎の打った大博打の結果を楽しみにしたいと思います。









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