2017年春アニメ週間まとめ9-1 信長の忍び・正解するカド・ベルセルク・sin 七つの大罪 懺悔録

◎信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第35話「水面下の死闘」
信長様のために戦を終わらせようと、単身北畠の本陣に現れた千鳥ちゃんと剣豪大名具教の一騎打ちが始まりましたが、素早く動く千鳥ちゃんにギャラリーたちがもう一枚脱ぐともっと早くなるのでは？と言ったものだから、思わぬ千鳥ちゃんのサラシ姿のお披露目となりました。

しかしクナイなどを懐にしまいながらも具教と互角に渡り合い、身を軽くしてからは具教が彼女の剣を躱すのが精一杯の千鳥ちゃんの凄さに驚きましたが、信長様のために早く彼に天下取りをしてもらって、戦の無い世界にしたいと命を賭ける千鳥ちゃんに具教は何を思うのでしょうか。

その辺りが長く続いてしまった北畠との戦に終止符を打つ事になりそうですが、さて、どんな展開が待っているのか、次回も楽しみにしたいと思います。


◎正解するカド 第8話「タルネル」
グローバル企業セッテンの衛星を通じてついにサンサが人類に公開されてしまいましたが、ザシュニナを異方に返したいと真道に告げた沙羅華が見事にヒロインを張った、今後の物語の行く末を思わせる感慨深いエピソードでした。

ダサいTシャツ姿の沙羅華がかえってナチュラルに見えてとても可愛かったですが、彫金を真道に見せようと彼を実家に連れて行った事を父と兄に誤解され、娘をよろしくお願いしますと頭を下げる父に真っ赤になって慌てふためく彼女がキュート過ぎて思わず笑ってしまいそうになりました。

やがて彼女は真道を子供の頃によく行っていたという水族館に連れて行き、街並みの見渡せる船上で彼に先ず自分というものを知ってもらいたかったと話の口を切るのですが、誕生した生命が分岐を繰り返してその形を変えながら、全てが自然に今日の姿になり、その生きる様も行動原理の何もかもが尊いと感じされられる話をする沙羅華がまるで賢者のように見えてしまいました。

果たして彼女の想いを真道がどう受け止め、今後のザシュニナと彼の交流に変化をもたらす事になるのかは次回以降のお楽しみと言ったところですが、サンサをよくも悪くも見てしまった人類の反応も気になるところです。

ともかくも、異方の力を人々が便利だからと受け入れるのか、それともザシュニナにお帰りいただくのか、物語の行き着き先が気になって仕方ないですね。


◎ベルセルク次篇 第21話「狂戦士の甲冑」
古き友人フローラのために颯爽と使徒の群れと戦う髑髏の騎士がかっこいいですね。

そしてシールケがフローラに言われたように狂戦士の甲冑をガッツに与えようとするのですが、使徒の迫る中彼女一人でガッツの身にそれを装着するのは手に余ることで、イシドロやファルネーゼたちも一緒に手伝ってくれましたね。

その光景に今のガッツには彼らという仲間がいるというのを改めて感じましたが、これこそが魔女フローラが髑髏の騎士に語った、ガッツたちが私たちとは別の決断をするという話の根っこになったところなんでしょうね。

アストラル体にまで及ぶ傷に身体の自由がきかないガッツを動かし、素早い剣さばきまでさせたのは狂戦士の甲冑によるものだけでなく、今横にいてくれる仲間たちへの想いもあったのではないでしょうか。

wowowの方では総集編を挟んでラストへ向けて放送が続くようですが、狂戦士の甲冑を着たガッツの戦いぶりを早く見たいと思います。






◎sin 七つの大罪 懺悔録 ep7「私、可愛いものには目がないんです。」
本編では次回ルシファーとの戦いが控えている憤怒の魔王サタンちゃんの可愛らしいところが先行して楽しめるエピソードになっていましたね。

猫を捨てた人に対しては怒っていましたが、じゃれて彼女の服を破いてしまった猫たちには何をされても許してしまう、そんなニコニコした笑顔を見せるサタンちゃんは本当は良い魔王様なのかもしれませんね。

もちろんお風呂や寝姿のカットもありましたが、本編で待っていたぞルシファー！とばかりにバーンと登場するかっこいい魔王サタンも早く見たいと思います。