ロクでなし魔術講師と禁忌教典 第10話「逆玉!?」感想 三たび空飛ぶグレン先生、さすがに天空の城までは届かなかったか。

ヒロインシスティに持ち上がる結婚話。
天空城、遺跡、面白そうなものがいろいろと出て来ましたね。

伯爵家で天才のレオスが新講師として赴任して来ましたが、システィとは彼女が幼い頃からの付き合いらしく、かつて二人の間で交わされた結婚の約束を果たそうと、改めてシスティにプロポーズしていましたね。

しかしグレン大好きシスティはその求婚を断るためにグレンと付き合っていると言い出し、阿吽の呼吸でそれに乗ったロクでなしことグレンが逆玉に乗る！と息巻いていましたが、まあ本当のところは彼女のためといったところでしょうか。

そして、グレンはそんなこんなで果たし合いをすることになったレオスを相手に、彼が高度な魔術の理論を人生経験の浅い学生たちに教えたことの危険性について分からせようとする思惑も持っているとも思われ、面白い魔法戦になるんじゃないかと期待したくなりますね。

ただ進行するラブコメの横で祖父の意志を継ぐシスティが天空城を研究したいと云う目標を持っていたり、レオスの影で暗躍する人物が登場したり、セリカは地下迷宮の謎解きに再び挑み出したりと、作品タイトルのアカシックレコードにつながるような遺跡や迷宮が登場したのはワクワクするところでしたね。

ともあれ、残り数話でどのくらい天空城に触れるのか気になるところですが、ルミアとセリカの出番が増えるのを期待しつつ、先ずはグレンとレオスの果たし合いと、グレンの過去に登場した女性絡みのお話を楽しみに次回を待ちたいと思います。