神撃のバハムート VIRGIN SOUL 第10話「The Way She Was」感想 Wヒロインにダメだしされたり睨まれるシャリオスはもう負け確定したと思っていいんだよね。

神を信仰する人々を己が理想に従わせようとジャンヌを使おうとするシャリオス。
ニーナからハッキリダメだし食らうはるか前に、ジャンヌからキッと睨まれていたんですね。

ムガロちゃん本当はエルっていう名前で、ミカエルがジャンヌに産ませた子供だったんですね。
今回はジャンヌとエルの壮絶な過去が一話丸々使って描かれましたが、神の加護を受けるジャンヌを従わせようとしたシャリオスはやがてエルの力を知り、魔鎧兵を無力化する力を神に渡すまいとエルも捕まえようとしているんですね。

まあカイザルが事あるごとにシャリオスに神と悪魔、そして人の三者がともに暮らせる世界で在るべきだと訴えていたのは、シャリオスが目指す人のための世界を危険視したジャンヌに影響を受けた事も一因だと感じましたが、ミカエルによるエルの誕生もシャリオスの理想に一石を投じたものだったんでしょうか。

ワンクールのラストまでにはその辺りも明かされると思いますが、苛烈な話が続いたところで楽しそうにジャンヌさんがこの牢獄からの脱走者第1号ですねと言うニーナの屈託の無い顔に、最後救われた感じですね。

なので次回はいよいよ脱走劇が始まるんだと思いますが、エンドカードで登場したカイザルとファバロの組の動きも気になるところです。
次回も楽しみにしたいですね。