2017年春アニメ週間まとめ 10-1 正解するカド・信長の忍び・グラブル

◎正解するカド 第9話「ナノミスハイン」
人類と世界の生きとし生けるもの全てを異方の介入から守りたいと云う沙羅花の想いを受け取った真道は、ザシュニナから新たな異方の装置であるナノミスハインを見せられました。

サンサの画像配信により人類は加速して行くと、街並みを見ながら総理は呟いていましたが、異方の力を人が操作するのを可能にするナノミスハインを前にして、真道は戸惑いを覚えたようですね。

異方の世界が広がる様や37乗倍の情報処理能力を持った世界観の説明は面白いものでしたが、ここでまさかの異方存在が地球の全ての設定を決めて作ったと云う驚くべきネタバレがされ、同じように作った多くの世界の中でたったひとつ、人類こそが情報に飢えた異方存在を満足させられるものだと真道は聞かされることとなりました。

そして、カドの外では嫌な予感がすると直ぐにでも真道の元へ飛んで行きたい沙羅花が品輪博士にカドに干渉する方法は無いかと焦っていましたが、戸惑い怖れる真道の様子にまだ早かったかとコピーと彼を入れ替えようとするザシュニナの前に、真道に恋しているの？と聞かれて頬を赤らめていた沙羅花が真の姿を現しました。

彼女は繭と呼ばれるこの世界が産まれた時から人類や多くの生命を見守り育んで来たんでしょうか。
繭の管理者と呼ばれた沙羅花とザシュニナの間に今までにない緊張感が走っていますね。
驚天動地の展開を見せた、正解するカドの次回に期待したいと思います。








◎信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第36話「また闘る日まで」
北畠具教との果たし合いを制した千鳥に約束通り信長に服従する旨を伝えようと言う具教。

しかし剣豪の彼は毎日でも千鳥と勝負をしたいと皆を呆れさせますが、なぜ自分にトドメを刺さなかったと尋ねた問いに答えた千鳥の答えがとっても彼女らしかったですね。

ただ信長様のために働く彼女が、多くの仲間に笑顔を見せるのも、信長様の治める戦の無い世界を夢見ているからなんでしょうね。

それが具教を心底降参させ、忍びを苦手にしていた滝川一益にも考えを改めると言わせたんでしょうけど、ひとつの戦が終わって和やかな笑顔を見せる千鳥ちゃんが可愛い良い締めくくりでした。







◎グランブルーファンタジー 第11話「ルリアの想い」
闇、光り、一緒に作って行く未来。ただ手を取り合えば良かった。
ロゼッタとユグドラシルの助けを得てルリアを目覚めさせたグラン。

髪飾りを治したビーとイオちゃんも活躍してくれましたが、グランとの繋がりをルリアにギリギリで感じさせるきっかけにそれがなったのは感動的な展開でしたね。

そして意識を取り戻したルリアに涙を浮かべて飛びつくカタリナさんにもらい泣きしそうになりましたが、再び姿を見せてルリアは破壊の道具だと訴えるポンメルンが、今まで数々の島を襲いルリアを闇落ちさせた皆の怒りを一身に引き受けた感じでした。

まああっという間に手下と操る魔物をイオちゃんたちに退けられ、星晶獣に吹き飛ばされて行った時はスカッとしましたが、今回のことでお世話になったロゼッタさんがグランの父親と知り合いらしいことも明かされて、次に彼女が登場して来るのが楽しみになって来ました。

ともあれ、リヴァイアサンと汚されたアウギュステの海を救うため、グランサイファーでグランたちは急ぎかの地に戻ることとなりましたが、ワンクール目の大きなヤマ場になりそうな次回の展開を、ワクワクしながら待ちたいと思います。