サクラクエスト 第11話「忘却のレクイエム」感想 由乃に抱きしめられて明るさを取り戻していく凛々ちゃんが可愛い。

凛々ちゃんの龍の唄に全てが浄化され、蛍の淡い輝きが天に昇って行くようだった。
サンダルさんもいい仕事しましたね。

凛々ちゃんが歌うと同時に舞い出した蛍の光は、忘れられた唄を思い出した人々の様子に安らいだ祖先たちの魂だったのでしょうか。

雨に降られて風を引き、お見舞いに来た由乃に私のことは放って置いてと言う凛々の暗い表情が前半続いていましたが、由乃にギュッと抱きしめられ、サンダルさんの歌う唄を聞いた凛々ちゃんはみるみる表情が明るくなって行きましたね。

そして、UMA好きからまるで間野山の民俗学者のような変身を遂げましたが、彼女によって間野山踊りの正しい解釈とサンダルさんが曾祖母から聞かせて貰ったという龍の唄の存在を見つけ、それをみんなの前で披露すると云う成長した凛々ちゃんを見せてくれましたね。

もちろんそこに由乃たちの支えやサンダルさんの飄々とした朗らかさがあったからこその展開でしたが、蛍が舞い出すところは本当に良いシーンだったと思います。

目の笑ったドクロのクッションがベッドに置いてある凛々ちゃんの部屋の様子や幼い彼女の浴衣姿も見れて、彼女らしい可愛さも感じるエピソードにもなっていたんじゃないでしょうか。

間野山が故郷だったサンダルさんの曾祖母の話を聞いて駆け落ちの里のキャッチフレーズを思いつく由乃の一生懸命でお茶目なところも面白かったですが、ワンクールの締めくくりはやっぱり由乃のお話になるんでしょうか。
次回も楽しみにしたいと思います。











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ゆる本blogさん