2017
06/26
月

アリスが娘を探す母ジェニファーだったとは…。
我執が抜けたアダムスはいつまでもケインと研究していたかったのかもしれないね。
しかしケインはイドの中にある記憶にすぎず、アダムスはイドに仲間のところへ帰れと言うんですね。
まだ見ぬオリハルトと精神を融合させた世界、そして解き明かされてない広大な宇宙の謎をアダムスはケインと研究し続けたかっただろうと思いましたが、彼はジェニファー親子と共に新世界へと旅立って行きましたね。
途中連合宇宙軍が万策尽き、アダムスの宇宙船がラジーブの岩爪に貫かれた時にはどうなることかと思いましたが、一つの解決策を持ってラジーブに突っ込んで行くストゥルティー号の面々の姿に、クライマックスキター!と大いに盛り上がりましたね。
それはラジーブに精神をトランスして人類の存在を知ってもらい、自らお帰り願おうと云う作戦でしたが、そのトランスの最中にアリスが娘を探すジェニファーだったことも明かされ、散らばっていた記憶と意識が結晶したアリス本人と母ジェニファーの再会は胸にくるものがありましたね。
そしてイドも全ての発端となったケインの罪を感じてトランスしたジェニファーやアダムスに付き合うつもりだったようですが、もう君はケインじゃないんだなと言うアダムスの言葉がイドに帰るべきところを指し示したんでしょうか。
マヤちゃんはイドがみんなのところに帰って来てくれて嬉しかったと思いますが、リックにデレたアマンザさんといい、Iマシンと女の子たちの恋のその後が気になるところですね。
壮大なスケールとSF的な数々の設定でたっぷり楽しませてもらったID-0でしたが、話の核心は父を一生懸命援護射撃するクレアやジェニファーで描く親子の情愛だったり、何を持ってその人がその人たりうるのかと云う人間ドラマだったのも面白いところでした。
時がどれだけ進み、人の暮らしが変わろうとも、人が日々の暮らしの中で泣いたり笑ったり恋をするのは変わって行かないのかもしれませんね。
谷口監督とサンジゲンの次回作に期待したいと思います。















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