戦姫絶唱シンフォギアAXZ 第1話「バルベルデ地獄変」感想 どんどん進んでどんどん歌え！

リンカーやギアが無くたって、なんだってできる。
そんな響の言葉が切調とファンのハートに響く熱いスタートでした。

前シリーズのラストに英国へ向かう翼について行ったマリアは寂しくて一緒に行ったわけではなかったらしいですね。
歴史の暗部に蠢き、フロンティア事変や魔法少女事変などにも関与しようとしていた秘密結社の調査と云う命を翼の父親の八紘から受けて、秘密裏に活動していたんですね。

そして今回のAXZはその秘密結社であるパヴァリア光明結社が協力する二つの軍事政権のアジトやプラントに錬金術を使って発生するはずのアルカ・ノイズが現れるので、本来国連所属で武力行使できないはずのSONGに白羽の矢が立ったと云うところでしょうか。

大型のアルカ・ノイズや飛行空母が登場し、響たちシンフォギアの歌とバトルを初回からたっぷり楽しませてくれましたが、SONGのオペレーターを務めるエルフナインちゃんの中に居ると思われるキャロルの錬金術の知識が悪用される事にいつか怒り心頭に達したキャロルちゃんが再登場してくれないかと期待が膨らんで参りました！

そして軍事政権に大変な目に遭わされたクリスちゃんが今シリーズも曇る役目を担いそうで心配ですが、防人さんが居てくれる今の彼女ならきっと大丈夫だと思います。

ともあれ、バルベルデ軍事政権の運営する化学兵器プラントを響たちが押さえている間に、政権のリーダーたちの元にサンジェルマン・カリオストロ・プレラーティの三人が現れ、人の魂を贄にしてモンスターを生む実験をし始めましたね。

そして、調査に向かっていた藤尭さんと友里さんが襲われ、あわやと云うところで一つしかないリンカーを使った切調とマリアがシンフォギアとなって助けに入りましたが、さて彼女たちはあの巨大なモンスターを相手にどんな戦いを見せてくれるんでしょうか。

夏休みの課題が間に合わず未来に泣きつく響と、いちゃラブする二人に家でやれ！と突っ込むクリスちゃんや、忍者緒川さんの活躍と云うシンフォギアではない人たちの見どころもありましたが、先ずはリンカーやギアが無くたって何でもできる！と切歌に言って抱きついた響の言葉が回収されるのを楽しみにしたいと思います。