プリンセスプリンシパル 第3話「case2 Vice Voice」感想 アンジェちゃんプリンセスと駆け落ちするつもりだったのか。

アンジェちゃんもペアトリスちゃんもプリンセス好きすぎでしょ！

前回の任務をプリンセスと入れ替わって果たすことでコントロールを騙すことができたアンジェは、そのまま自分が用意した住処にプリンセスを連れて逃げ出すつもりだったんですね。

しかしそれを聞いたプリンセスは彼女を女王にして壁を無くすと云う幼い頃の二人の約束を果たしたいと言いだし、アンジェは一瞬驚いたものの、彼女のためなら国も自分すらも欺いてその望みを叶えようと言うんですね。

駆け落ちどころか国を隔てる壁を無くすと云う前向き過ぎる目標に向かってアンジェとプリンセスはこれから歩み出す事となりましたが、前回の任務以降アンジェとプリンセスが入れ替わっていると思っているコントロールも、王国側のノルマンディー公も、それら一筋縄ではいかない相手全部を向こうに回してアンジェたちが夢に向かって行くのを楽しみにしたいと思います。

ともあれ、今回の見どころは強烈な過去を持つペアトリスの声色を変える特技と、ケイバーライトを使ったアンジェの重力に逆らったアクションでしたが、スパイのアンジェたちを信用しないペアトリスが姫様は私が守るとアンジェに付いて来て、結果アンジェの命の危機をその声で救う展開が面白かったですね。

まあその前に飛行戦艦の内部を流れる水に流されたペアトリスもアンジェに助けられていましたが、戦艦で運ばれんとする共和国の紙幣の原盤を奪還する任務の中で、全てはプリンセスのために頑張っているお互いの揺るがぬ共通点を二人が認め合い、先ずはお友だちから始まる事になったのは良かったですね。

それにしてもアンジェもペアトリスもプリンセス好きすぎですね。
ラストでアンジェに和やかに紅茶を出すペアトリスの様子に、戦艦内での二人の様子を知らないドロシーは不思議な顔をしていましたが、お砂糖を塩と偽ってアンジェに勧めるペアトリスはもう立派なスパイの仲間入りをしたんじゃないでしょうか。
次回も楽しみにしたいと思います。