2017年新作アニメ(夏季)週間まとめ 信長の忍び 伊勢・金ヶ崎篇 第43〜45話「家に帰るまでが殿(しんがり)です」感想

千鳥ちゃんVS大太刀の真柄再び。
忍刀を砕かれた千鳥ちゃんの運命や如何に？！

剣技を競う北畠具教とは異なり、勝つためには蹴り技まで繰り出す真柄直隆。
常に裏切りの雰囲気を身に纏う松永秀久が朽木谷で信長の退路を確保した活躍を見せる中、奮戦する殿の秀吉の軍勢はその役目を果たそうと最後の柵を挟んで朝倉軍と対峙していましたね。

そして一方では、信長の窮地を帰蝶が知り、夫の秀吉が撤退戦の殿を務めている事を知るねねでしたが、心配で目の色を無くす妻をよそに秀吉がこの作品初めてとなるかっこいいところを見せてくれました。

ここまで知略を絞ってきた半兵衛も万策尽きかけ、多くの兵が犠牲になって行った中、最後の柵を前に退却か防戦かの二択を迫られた秀吉が皆に死んで行った兵たちに顔向けが出来ないと防戦を呼びかけるところは熱かったですね。

しかし滅多にない格好良さを秀吉が発揮した事で降り出した雨が、朝倉軍の足止めをしていた火計の火を消してしまうオチが付くのはいかにも秀吉らしかったですね。

あんたのせいだと言いたげな兵の皆さんの残念そうな視線に笑ってしまいましたが、一斉に進軍してくる朝倉軍からやがて真柄が飛び出し、ついに千鳥ちゃんと再戦する事になってしまいました。

大太刀の攻撃に砕ける千鳥ちゃんの忍刀。
万事休すか？！と言ったところで続きは次回となってしまいました。
金ヶ崎の退き口のラストエピソードとなる次回をハラハラしながら待ちたいと思います。