プリンセス・プリンシパル 第7話「case16 Loudly Laundry」感想 この世界に住む人々の辛さと強さ、そして大らかさを感じる良いエピソードでした。

細かい設定のアンジェのぶっ飛ばすぞ！に笑った。
そしてアイロンの達人マリラとちせの交流に爽やかで優しい気持ちが湧いてきました。

一晩でアイロン工場のメンテナンスをやり切ったベアトちゃんの頑張りも良かったし、今日もやられ役のフランキーが登場したり、毒ガスジャックを後ろからモップで叩き伏せようとするプリンセス等々、楽しくてちょっぴりハラハラするシーンもいっぱいな回でしたね。

そしてなんと言ってもマリラとちせの距離が少しづつ近づいて行きながら、スパイの任務を果たすちせの姿を見られたことで二人の関係がどうなってしまうのかなと心配になりましたが、ちせが何者であったかを聞かず、ただプリンセスに負けるなと彼女に伝えて欲しいと言うマリラのシーンにグッときてしまいました。

もちろんそれを聞いたちせがラストシーンで鉢巻を巻きながらニコリと微笑んでいましたが、洗濯の仕事に精を出すマリラは今日もちせにもらった鉢巻を巻いてこの二つに別れた世界で頑張っているんでしょうか。

洗濯工場の女の子たちの暮らしを支えるために、スパイの予算を使うプリンセスが相変わらず大胆で面白い娘ですが、今回はアンジェたちの色々な表情が見れたこと。

そして、プリンセスがどうにかしようとしている世界で暮らす人々の暮らしぶりに触れることができて、より一層この作品の世界観を知り、物語の行き着く先がよけいに楽しみに思えてきました。
プリンセス・プリンシパルの次回も楽しみにしたいと思います。