サクラクエスト 第21話「氷の町のピクシー」感想

東京に行こうと家出を決行したエリカを偶然見つけることなったしおり。
やがて彼女は、エリカが間野山を出て行きたいと思った動機と向き合うことになる。

小さい子供の帰宅ありきの家出とは違うエリカの様子が心配になりましたが、ヒッチハイクをしていた彼女を偶然通りがかったしおりが見つけてよかったですね。

そしてエリカが母親と言い合いしていたこともあって暫く由乃たちが住んでいるハウスで預かることになりましたが、目を離すこともできないので真希が車で学校の送り迎えまですることになりましたが、真希の代わりにエリカを迎えにいったしおりのお話にもなって行きましたね。

それは間野山を出て行こうと思ったことのないしおりと、こんな町で大人になって母親のようにカレーを作って暮らしたくないとまで言うエリカを絡ませて描かれるようですが、多くの店が商売を辞めてしまった商店街に祭りの復活への協力を求めて回る由乃が答えを運んでくるんでしょうか。

本屋の店主から個人経営の商店の役目は終わったと聞かされて頭を悩ませる由乃に早苗は新しい役目を与えてやればいいと言っていましたが、早苗と由乃が何を閃くのか楽しみなところですね。

ともあれ、最後の三つ目となるシャイニングドラゴンを見つける手がかりも得て、次回は暗号文を片手に宝探しとなるようですが、文中に書かれていたさばくというのは公園の砂場かなにかなんでしょうか。

商店街のことや故郷を出て行く云々に対して作品を作っている側が一つの答えを用意していると思いますが、その答えよりも由乃の頑張りやしおりの心境がどう描かれるのかを楽しみにしたいと思います。