戦姫絶唱シンフォギアAXZ 第9話「碧いうさぎ」感想 切ちゃん以外と上手くユニゾンできない調ちゃんはうさぴょん可愛い。

ノコギリじゃないと酔っちゃうとか言わないで、切ちゃん！
壁を作ってしまう調ちゃんを、調神社の神主さんと翼さんが優しく導いてくれる調ちゃん回でした。

カリオストロが死んだことを知ったプレラーティがアダムにブチ切れて飛び出し、街に向かって突っ走る彼女と調ちゃん＆翼さんによる高速カーチェイスとなりましたが、奏を失って壁を作ってしまった経験のある翼さんのおかげで見事ユニゾンを果たし、二人は大技を繰り出すことに成功しましたね。

もちろん不信感マシマシの神社ジョークが飛び出す神主さんとの出会いも調ちゃんの気持ちをほぐしてくれたんだと思いますが、レイラインを利用して神の力を手にしようとする結社の狙いや要石についての調べものは進んだんでしょうか。

神社について早速腹ペコアピールをする響のお腹の虫と、うさぎの狛犬にはしゃぐ切ちゃんの様子が面白かったですが、SONG側が考えていることよりも結社はもっと緻密で恐ろしい計画を実行しようとしているようですね。

果たして仲間を立て続けに失ったサンジェルマンが自らを犠牲にしてアダムの計画を成そうとするとは思えませんが、選択の自由のなさそうな彼女が窮鼠猫を噛むことになりそうなのが怖いところです。

そしてプレラーティたちの命を奪ったシンフォギアと響が言っていたように手を取り合うことも難しくなってしまいましたが、アダムの計画が実行に移される次回以降は壮絶なバトル展開へと舵を切って行くんでしょうか。

6人のシンフォギアちゃんたちが全員で力を合わせるお約束のクライマックスが今から楽しみですが、初期から続くバラルの呪詛についてどんな結末が用意されているのか、それが描かれるだろう続く5期も含めて期待が膨らんで仕方ありません。

ともあれ、うさぎの神社で悩みを抱えて考えを巡らす調ちゃんの、成長を見守っているような気持ちになる良いエピソードだったと思います。
次回も楽しみにしたいですね。