2017
08/28
月

プリンセスとアンジェ。やっぱりあの日に入れ替わっていたのか…。
王国から共和国への亡命を希望しているオライリー卿の監視し、彼が秘密裏にあっている人物を特定する任務を受けたアンジェたち。
そして彼が密会に使っていると思われる部屋を覗ける建物の一室にこもる任をプリンセス自ら希望して来ましたが、ダメだと言うアンジェにNoと言わせないようにプリンセスが二人の過去を匂わせる事を言い出した辺りから、二人が入れ替わった時のお話へと進んで行った感じですね。
早くから二人が入れ替わっている話があったのでその事自体にはそう驚きませんでしたが、監視を続けるアンジェの前に貧しさから酷い男の元でスリをして生きるしかない少女ジュリの境遇が過去のアンジェと重なって、なんとも切ない過去バナになりましたね。
そしてどうしてこの世界は幼い少女に厳しいんだと思いながら見ていましたが、アンジェとプリンセスが入れ替わった日に革命が起きてしまい、楽しかった日々はあっけなく崩れ去りましたが、元々貧しかったらしいアンジェが入れ替わりがバレると危ういという恐怖を抱えながら、苦労を重ねてプリンセスになりきるまでの日々は貧しさとは比べ物にならないキツさがあったようですね。
一方アンジェと入れ替わって革命の日を迎えたプリンセスは孤児となって現在のスパイへとなって行ったようですが、幼かったプリンセス自身がアンジェに話したこの世界の女王になって世界を変えるという話を、今はプリンセスとして生きるアンジェが成そうとしているのは、本物のプリンセス・シャーロットにとって嬉しい事だったんでしょうか。
オライリー卿がノルマンディー公の秘書ガゼルと密会していた事を突き止めたプリンセスはそれは罠だと彼に教えてあげたようですが、いったいプリンセスは何者なのかともらす彼に、ただのスパイですと答えるところは、彼女が今アンジェと共にある事を喜んでいるのを感じる面白いシーンだったと思います。
そして任務を終えたプリンセスとアンジェは、幼かった頃に二人並んで弾いた曲を一緒に演奏し始めましたが、どんなに時が流れ、どんなに運命に翻弄されようとも、決して別たれない二人のデュエットが心に響いてくるようでした。
二人ともとっても楽しそうでしたね。
次回も楽しみにしたいと思います。















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