神撃のバハムート VIRGIN SOUL 第20話「From Heaven to Hell」感想 ムガロという名を覚えていて欲しい。アザゼルさん、あんたいい男だよ！

ニーナは失恋確定か…。
封印を解いて最終兵器の使用に踏み切るシャリオスに、彼女の声はもう届かないんだろうか。

竜人とニーナ。ドラゴンへと変身した二人の戦いから始まった今回。
ドラゴン同士の戦う映像に引き込まれて行きましたが、戦い慣れた竜人にニーナが倒されたその時、ムガロが漆黒兵をその力で地に跪かせ、悪魔のアザゼルと天使のソフィエルが反目しながらも結果的に力を合わせてドラゴン化した竜人を倒してしまいましたね。

恩田氏キャラデザのドラゴンや天使が戦うシーンを見ているだけで興奮してしまいますが、空中戦の迫力も良かったですが、ソフィエルの神力による絶対零度的な攻撃が女神の具現化によってなされる中、体内に入ったアザゼルの攻撃によって凍りついたドラゴンが内部から切り刻まれて行くのは見応えがありました。

しかし地に叩きつけられたニーナは、漆黒兵の隊長から自分の抹殺を命じたのがシャリオスと聞かされて心も叩き伏せられてしまったようですが、これで完全に彼女の恋は終わってしまうんでしょうか。

そんなニーナの様子を心配するジャンヌの方も、世界を平和にする使命を持っていると思い込んだムガロに一度は共に天界に帰るのを拒まれて哀しい顔をしていましたが、そこはムガロの面倒を見ていたバッカスのおかげでなんとか息子と一緒に居られるようになりましたね。

そしてバッカスとソフィエルの関係もその中で少し描かれましたが、二人は実は仲が良かったんですかね。
今なら天界を飛び出していったバッカスの気持ちがわかると言うソフィエルの表情が意味深な感じでしたが、バッカスさんは良い人なのでこれを機会に幸せになってくれると面白いかもしれませんね。

ともあれ、昨晩ニーナを始末しましたと言う漆黒兵の隊長の嘘の報告を聞いても眉ひとつ動かさなかったシャリオスはいよいよ最終兵器を使うための最終段階へと進んで行くようですが、彼の真意を確かめると言うカイザルは、最終兵器の使用を止められるんでしょうか。

命をかけるならば目的遂行のために何をしてもいいと云うのは絶対に許してはいけないと思いますが、その首魁たるシャリオスをなんとか止めて欲しいところですね。

その辺りやっぱりヒロインのニーナが鍵を握っているんだと思いますが、ムガロちゃんを涙に濡れさせるかっこいいアザゼルさんのシーンが締めかと思ったら、思わぬ伏兵だったアレサンドがムガロをブッスリやったところで次回となってしまいました。

果たして血を流して倒れたムガロは一命を取り留めるのか、波乱の展開が続きそうな次回を待ちたいと思います。


















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ひえんきゃくさん