2017
09/06
水

ねこやのメニューを執筆してくれているハーフエルフのヴィクトリア。
彼女が妖精の女王に勧めたのは甘くて美味しいクレープでした。
突然現れたねこやの扉に女王自ら飛び込んでいくディアナ女王は勇ましい妖精さんなんでしょうか。
そしてお店の中で偶然出会ったヴィクトリアにねこやがどんな所か尋ねたり、お勧めのクレープを頼んでもらったりと色々とお世話になったようですが、彼女とお供の妖精が何より喜んだのはクレープの美味しさでしたね。
小さな身体でも食べやすいようにと、アレッタが切り分けてあげるという珍しいシーンもありましたが、ミニサイズになったクレープと果実を頬張る妖精たちの嬉しそうな様子を見ているだけで楽しい気持ちになっていきました。
妖精は苦味がダメだからと一番好きなプリンアラモードをお勧めのするのを控え、クレープを勧めたヴィクトリアはねこやのデザートにかなり詳しいというか、全部食べた上でメニューを書いてくれているのかもしれませんが、いつも一人でデザートを食べている彼女に妖精たちのお友だちができたのも良かったと思います。
ともあれ、お世話になったとディアナ女王はヴィクトリアに妖精の国の花の種を渡し、もらったヴィクトリアは今後のディアナ女王たちの食事代を全部自分が払うと言っていましたが、それほどのお返しをしても惜しくない花の種ってどんな花を咲かせるんでしょうね。
今後も楽しみなヴィクトリアと妖精たちの出会いのエピソードだったと思います。
そして後半はねこやを訪れて料理の探求者になったファルダニアと彼女の父親の友人であるクリスティアンの出会いの物語でしたが、このクリスティアンもチーズを自作したり、ファルダニアと似たところのあるエルフでした。
しかも彼がファルダニアに送った手紙にはねこやを訪れているらしきことも書かれていて、彼の元を訪れたファルダニアと一緒にねこやを二人で訪れることとなりましたが、彼お勧めの納豆スパを平らげた上に、納豆にはご飯が合うと閃いたファルダニアがおかわりするのは面白かったですね。
そしてそんなファルダニアにクリスティアンは彼女がエルフにとって新しく、そして美味しいものを貪欲に求めていく若々しさを感じたように思いましたが、二人がいつか再会した時に、それぞれが見つけたり作りあげたりした料理について語り合う様子が浮かんでくるようでした。
ねこやを訪れるものたちが出会いを通して新しいステージへと歩を進めていくような、そんなエピソード二話だったと思います。
次回も楽しみにしたいですね。














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