Re:CREATORS (レクリエイターズ) 第21話「世界は二人のために」感想 セツナとアルタイルちゃんはラブラブな世界で暮らしたらいいよね。

セツナと再会したアルタイルちゃんは、世界を壊すのをやめて二人のための新世界を作りましたね。
あとは感動とさよならのエピローグになるのかな。

セツナが亡くなった駅ごと現界し、アルタイルちゃんになんて辛いものを見せるんだと颯太への怒りでぷるぷる震えながら見ていましたが、ゆっくりと近づいて来るセツナの姿にアルタイルちゃんの心は引き裂かれそうになっていたんじゃないでしょうか。

しかしゆっくりと話しかけて来るセツナに、彼女は復讐から解放されて愛する者に逆らえない可愛い生き物になってしまいましたね。

彼女の創作を見続け、彼女の死によって入れ替わるようにこの世界に現れたというアルタイルちゃんはセツナと共にある事はなかったけれど、誰よりもセツナを理解し、誰よりも彼女の気持ちを知り尽くし、そして感じていたと訴える姿が赤児のようで、とても愛しく可愛く感じました。

しかしこの奇跡的なセツナの現界は、ほんのひと時のことであり、彼女が亡くなった瞬間の再現によって終わるということがセツナ本人からアルタイルちゃんに告げられ、やがてセツナはホームからレールの方へと身を投げてしまうんですね。

しかしそれを回避しようと自分の全てを賭けるアルタイルちゃんも彼女に迫る電車を消滅させようとしますが、すでに起きてしまっていることを再現して奇跡を終わらせようとする世界の揺り戻しの力がアルタイルちゃんのしようとしていることを邪魔しに来ていたんでしょうか。

しかし、電車を消すのが追いつかなくなってきた刹那、今まさに事故の再現というところで、真の奇跡が起きてくれましたね。

セツナが居なくなった後も、多くのファンたちによって力を授けられたアルタイルちゃんには今や世界を壊すほどの力があり、彼女はセツナが居なくてもけっしてひとりぼっちではなかったんだと思っていますが、そのみんなが描き足し、想像してくれたものがアルタイル自身もセツナも救われるエンドへと連れて行ってくれたんじゃないでしょうか。

アルタイルちゃんが新たに創造した新世界に一緒に横たわり、お互いを優しく見つめ合うセツナとアルタイルちゃんの姿に、それまで溜め込んでいた涙が一気に溢れ出し、思わずああ良かったと天を見上げてしまいました。

穏やかな瞳をした二人のなんと愛らしいことか…。
アルタイルちゃんも、そしてセツナもこれからはずっと一緒です。
こんなに嬉しいことはないですね。

感想を書きながらまた目がうるうるしてきました。
最終話となる次回を楽しみに待ちたいと思います。

















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