異世界食堂 第11話「カルパッチョ／カレーパン」感想 守護者クロちゃんの大切な場所。

セイレーンのイリスとアーリウスをねこやに誘ったアルフォンスさんも登場。
そしてカレーパンは別腹なクロちゃんは、カレー好きすぎです可愛い。

冒頭ねこやの主人とアレッタを思い浮かべ、お店と彼らを守ろうと決めたクロちゃんのシーンから始まりましたが、彼女はドラゴンなのでいつもは服を身につけているわけもなく、ねこやに働きに行くときに変身して行くんですね。

そしてそんなサーヒカットの余韻も冷めやらぬまま、ねこやに着いた彼女が主人とアレッタに優しい瞳を向けていることにほっこりとなりましたが、朝ごはんに用意してもらっていたチキンカレーを美味しそうに食べる彼女にも和むものを感じますね。

さておき、セイレーンたちがある島にやって来て、アルフォンスの残した書き置きを見つけて異世界食堂へと訪れることになりましたが、彼らが空から見た三日月型の島が映ったときに、アルフォンスさんが暮らしていた島だと気づいた方も多かったと思います。

そして彼が島を後にするにあたって書き置きと金貨を残したのは、無人島で暮らすアルフォンスさんにとっていかにねこやの存在が救いになっていたかを改めて感じさせましたが、エピソードの最後でさっそくセイレーンたちとねこやで遭遇するのは嬉しくなるような展開でしたね。

そしてねこやの新たなお客さんとなったセイレーンたちは店でピアノを見つけて悪気なくその魔力に満ちた歌を歌い始めてしまいましたが、守護者となったクロちゃんが大急ぎで二人の口を押さえに行くのは面白かったです。

ねこやの主人とアレッタは歌を聴いてぼんやりしてしまっただけでしたが、なんとも可愛い守護者のクロちゃんと、カルパッチョに舌鼓を打つセイレーンたちの天真爛漫さが楽しいエピソードだったと思います。

ともあれ、お話はそのまま閉店後の揚げたてカレーパンを食べる主人とアレッタたち従業員のシーンへと繋がって行きましたが、やっぱり揚げたてのカレーパンって美味しいんでしょうね。

一つでは済まないアレッタとクロがいくつも平らげていたようですが、美味しそうに食べるクロちゃんの視線の先にはねこやの主人とアレッタちゃんが居るんですね。

その二人を見つめながら少し嬉しそうに頬を染めたクロちゃんにキュンとなってしまいましたが、やがて帰途につくアレッタちゃんにありがとうと初めて言葉を口に出して伝える彼女に幸せな気持ちが浮かんでくるようでした。

次回の予告にはアレッタちゃんが涙目になっているシーンもありましたが、さて、どんなお話になるんでしょうか。
見るほどにお腹が空いてほっこりした気持ちになる、異世界食堂の次回を待ちたいと思います。


































◎こちらのブログ様にも感想記事が掲載されています。
空と夏の間さん