メイドインアビス 第11話「ナナチ」感想 レグをちょろいとほくそ笑むナナチは、元はお茶目な女の子だったのかも。

ナナチの助けで九死に一生を得るリコ。
彼女を助けようとナナチの言う通りにするレグと、ナナチの掛け合いが面白かったです。

リコとレグが第四層のナナチの狩場に足を踏み入れて絡みずっと見ていたというナナチは、レグが死にそうなリコを前にしてあまりにも泣くので、現れるつもりはなかったけど助けてやろうと姿を見せてくれたようですね。

そしてリコを助けたいのならば自分がメモしたものを集めてこいというナナチの指示に、一目散に必要なものを集めに行くレグは必死だったんだと思いますが、自分のご飯の材料まで一緒に採って来させるナナチがなんだか面白いですね。

そしてナナチの態度にいちいち憤慨したり謝ったりするレグの様子も面白かったですが、それだけ彼が必死だったと言うことで、そんな彼をちょろいとほくそ笑むナナチももふもふで可愛く思えてきました。

しかしそんなナナチもパワードスーツを着た白笛と一緒に居たせいで成れ果てになったらしい過去が描かれ、その白笛に頭を撫でられるちっちゃなナナチは可愛かったんですが、どこか度し難い狂気のような雰囲気もナナチを撫でていた白笛から漂っていた気がします。

おそらくナナチと一緒に彼のアジト居たミーティもその白笛と深く関わっているんでしょうけど、そのあまりにも人間離れした肉塊のような姿がおぞましすぎましたね。

しかしそのミーティがラストでリコに近づき、彼女の名前まで呼んでいたようなシーンが流れましたが、洗濯に行って自分の過去らしき幻を見たレグとナナチやミーティがどんな関係を作り、今後の展開が進む中でどう絡んで行くのか楽しみなところです。

レグの見た幻から、彼がリコの母親となんらかの関係があったという可能性も出てきましたが、ナナチたちが成れ果てになった事と深く関わっていそうなパワードスーツの白笛の存在が、リコの母親が今いったいどうしているかという本題と、レグの過去や彼自体が何なのかという核心へと近づかせるものになるのかもしれませんね。

その辺り原作ではどうなっているのか気になるところですか、何か空恐ろしいものがその道程に待ち受けている気がするのも、このメイドインアビスの怖いところなんじゃないでしょうか。

ともあれ、何事もリコが先ずは目覚めてからですが、ミーティは彼女に何を感じてあんな行動に出たんでしょうね。
その辺りを先ずは楽しみに、次回を待ちたいと思います。















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