2017
09/18
月

Lの失脚と同時にプリンセス暗殺を命じられるアンジェとドロシー。
アンジェはプリンセスを逃がそうとしたけれど、自分の目的を果たそうとするプリンセスは逆にアンジェを飛行船で、他国に旅立たせてしまいました。
プリンセスの目的はかつて本物のプリンセスだったシャーロットであるアンジェの幼い頃の願いそのものですが、前回厳しい環境を生き抜くプリンセスがそれを生きる縁にし、いつしかそれを果たすことが彼女の全てになっていったのが描かれましたね。
そしてコントロールから暗殺指令を受け、私が実行すると言うアンジェにドロシーは嘘つきと困った眼を向けていましたが、ドロシーはアンジェが暗殺なんてしないことを重々承知していたんでしょうね。
しかし軍部の指揮下に入ったらしいコントロールからはプリンセスの護衛と称してゼルダたちが派遣されてきたり、コントロールもアンジェに疑いの目を向けていたようですが、彼らの目を幼い日のように入れ替わって逃れようとするアンジェとプリンセスが楽しそうでしたね。
ただその段階ではプリンセスは自分が暗殺の的にされているのを知らなかったわけですが、やがてアンジェに連れて行かれた飛行船の中で真実を知り、楽しかった二人だけのショッピングのひと時も、街中で取り囲む男たちを煙に巻いた愉快さも、全てはアンジェが自分を連れて国から逃げるために起こったことだと哀しくなってしまったんじゃないでしょうか。
そしてプリンセスは国に残って自分の目的を果たすとアンジェと言い合いになってしまいましたが、飛行船の一室にアンジェを閉じ込めたのは、これから自分の身に起こってしまうだろう凶事から彼女を遠ざけるためだったのではないでしょうか。
船を降りてゼルダや反乱を企てる兵士たちにプリンセスを暗殺して来て入れ替わったアンジェだと言葉少なに伝えたプリンセスですが、反乱を企てる兵士たちを利用して目的を果たすつもりなんでしょうね。
しかしそれはあまりに危うく、反乱の情報を掴んでいるノルマンディー公も絡んでくるのは必至な状況の中、プリンセス自身の身は大丈夫なんでしょうか。
車のシーン以降姿を見せなくなったドロシーと、急に転校させられた理由が反乱の企てだったことを聞かされたちせの動きも気になるところですが、今回完全に蚊帳の外だったベアトリスちゃんの活躍にも期待したいですね。
アンジェがプリンセスの元に帰ってくるのには、おそらくかなりの時を要すると思うので、それまで彼女以外の仲間たちが頑張ってクライマックスに繋げて欲しいですね。
次回も楽しみにしたいと思います。

















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