2017
09/28
木

島に向かう船に乗っていた時点から清隆の計画は始まっていたのかもしれない。
鈴音とばっかり仲良くしてとちょっぴり拗ねて見せた桔梗にキュンとしてしまいましたが、もう一つの顔を持つ彼女をはじめとする個性的なキャラばかりの面白い作品でした。
バトルやラブコメといったラノベでよく扱われるお話とは違って、人間らしさを失ったかのように施設で育てられた主人公が降りかかる事態に対してある時は策を講じ、またある時は相手との読み合いをするようなストーリーが他と一線を画していて面白かったんじゃないでしょうか。
ともあれ帆波が高ポイントを得ていたり、学園の生徒に対する評価の根っこになっている部分や清隆の父親。
そして彼が育てられた施設については原作でという事になってしまいましたが、自分が勝てばいいとラストで言っていた清隆はそれらも相手にしかねない雰囲気を感じさせるまで描いたのは、静々と話す主人公だったので表情の作画や演出が良かったんだと思います。
そして島で行われた試験の方は伊吹を泳がせることでリーダーガード盗難にまつわる真実へと歩を進め、龍園がリタイアせずに島に潜んでいたことを確信した上で、試験のルールで彼の狙いを土壇場で叩き伏せた清隆の勝利に終わりましたね。
もちろんクラスに勝利をもたらしてくれた清隆の働きを知る鈴音が彼にデレたり、桔梗が自分の方をもっと向いて欲しそうにするシーンはなんだかギャップ萌えを感じる可愛いシーンでしたが、二人をはじめとするヒロインたちの色々なシーンをもっと見ていたかったです。
とにかくも島での試験が終わり、一区切りついたところでアニメ版は終わってしまいましたが、機会があれば原作の方も読んでみたいと思います。














- 関連記事
-
- ようこそ実力至上主義の教室へ 第12話(終)「天才とは、狂気よりも一階層分だけ上に住んでいる者のことである。」感想
- ようこそ実力至上主義の教室へ 第11話「しかし、概して人々が運命と呼ぶものは、大半は自分の愚行にすぎない。」感想 まさかのパンツ泥棒の犯人とは?
- ようこそ実力至上主義の教室へ 第10話 感想 恵ちゃんのおパンツにイケナイ事をした犯人の動機は嫉妬か、それとも他クラスの計略によるものか。
この記事と関連する記事
MESSAGE
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
-
最終回 第12話 天才とは、狂気よりも1階層分だけ上に住んでいる者のことである。 伊吹は無線機を掘り出して連絡。 葛城は無線機で誰かと話す。 目覚めた堀北を運んだ綾小路、リタイアすべきだ。 堀北がAクラスに拘るのは兄に認められたいから。 仲間が居ればキーカードは盗まれなかった。 一人で出来ないなら俺が手を貸してやる。 気絶したので先生が陣取る救護テントに運んでリタイアさせる。 平田に現状を伝...
ぬる~くまったりと 2017/09/28
COMMENT