十二大戦 第1話「猪も七代目には豚になる」感想

ゾクゾクするようなバトルロワイヤルが始まったという印象の初回。
殺しに快感を覚えて行く妹を壊す姉、亥の戦士・異能肉を演ずる日笠さんの怪演に惹き込まれていった。

何処かの世界で十二年に一度十二支の戦士が集まり、どうしても叶えたい願いを成就するために戦い合うというお話のようですが、その世界や何故戦士たちが十二支の名を冠しているかについてはこれから語られるんでしょうか。

初回は卯の戦士・憂城(うさぎ)と亥の戦士・異能肉(いのしし)のバトルとなりましたが、雰囲気たっぷりの作画とよく動くバトルシーンだったので、異形の姿を持つ戦士たちの戦いが描かれる今後が楽しみになってきました。

そして各戦士のキャスティングも個性派揃いで声優さんたちの演技も楽しみなところですが、初回は異能肉の溢れ出るような悪意とその高飛車っぷりにゾクゾクさせられてしまいました。

両親に十二大戦で戦う事を指名された妹に嫉妬した彼女が妹を精神的に追い詰めて行くのは未来日記の監督さんらしいところを感じましたが、殺しに快感を覚えて行く妹ちゃんの描写がエロチックで良かったと思います。

さておき、そんな妹ちゃんと異能肉がいきなり退場するという慈悲の無い展開となり、次回からは異能肉がゾンビとして登場するのがエンディング辺りから伺い知れますが、果たして、十二大戦の審判員・ドゥデキャプルから配られた爆弾を飲み込んだ戦士たちの戦いはこれからどんな様相を呈して行くんでしょうか。

先ずはバトルシーンと声優さんたちの演技を楽しみに、これから視聴して行きたいと思います。













◎こちらのブログ様にも感想記事が掲載されています。
こいさんのアニメーションレビューさん