このはな綺譚 第2話「春の旅路」感想 お花見風呂をプレゼントする柚に皐もほんのり百合色に。

優しい柚のお花見風呂プレゼントのお礼にと、町へと彼女を誘ってあげる皐。
二人の距離が一気に縮まって行く展開が優しさでいっぱいだった。

巫女になりたいという夢を持つ皐は今の自分を取り巻く環境に不満を募らせ、自身にもどかしさも覚えているようですね。

そしてそんな皐の様子を感じた柚は彼女にひと工夫こらしたお風呂を用意してくれましたが、皐は柚の気づかいが嬉しいものの自分の夢への気持ちに悪気なく触れてしまった彼女にイヤイヤするところもあって今以上に仲良しさんになることはこの時には無かったようでした。

しかし皐は働きに来てから町に出たことがないという柚を案内してあげたり、楽しくてどんどん可愛い顔を見せはじめる柚に親しみを覚えて行くようでしたが、初回の仕事一辺倒だった彼女にはない優しい表情とデレに包まれていく皐にいつしかほっこりして行くのを覚えました。

そして逸れた二人がそれぞれに姉と妹を探す女の子と出会い、実は皐の姉だった巫女さんが桜の御神木に花を咲かせたところで再会となりましたが、花弁が舞う中で自分の手を引いてくれた柚ちゃんに皐ちゃんはハートキャッチされちゃったんじゃないでしょうか。

柔らかで美しい桜の木の元で出会うべくして出会った柚と皐の百合っプルが早くも出来上がっていく和みに満ちたエピソードだったと思います。

ともあれ、柚はこれからも此花亭で働くみんなと親しくなっていきたいと、比丘尼さんしか知らなかった寂しさに涙でお別れを告げた感じですが、次回はどんな優しいお話になるんでしょうか。

柚と皐以外の仲良しさんたちの様子も早く見てみたいところですが、先ずは毎週のほっこりタイムを楽しみに次回を待ちたいと思います。






















◎こちらのブログ様にも感想記事が掲載されています。
空と夏の間さん