2017
10/14
土

ユーリのゴメンねの文字は間違っていたけれど、だからこそ余分に気持ちが伝わることもあるんだね。
文明が崩壊した終末世界を生きるチトとユーリが半装軌車ケッテンクラートに乗り、食料を求めてひたすら移動を繰り返して行く中で描かれるどこかほのぼのとした日常を見続けた先に、どんな思いが浮かぶのか楽しみにしたいと思います。
さて初回は飛行機の機体の上で寝転ぶ二人のほっこりしたシーンで締めくくられましたが、今回は吹雪の中を進む厳しいシーンから始まりましたね。
そして二人は危機的状況の中で運良く軌車ごと中に入れる建物を見つけ、運良く発電施設の中を流れる熱湯を発見してお風呂に入って温まることができましたが、お湯が流れるパイプを見つけたチトと、射撃術に長けたユーリのそれぞれの得意な面がうまく噛み合ったところは面白かったです。
おそらくそういう感じで今までも二人が力合わせてピンチなどを乗り切ってきたんだと思いますが、そんな二人が冷え切った身体を温めて潰れまんじゅうのような安堵の表情を見せてくれるのは、見ているこちらまでほっこりしてしまいますね。
そしてどこかフニフニした丸っこいキャラデザの二人を可愛く感じてしまうのは、お話の雰囲気によるところも大きいじゃないでしょうか。
お風呂を上がって焚き火を囲んでいる際にユーリがチトの大事にしている本を火にくべてしまって少し気まずい雰囲気になったりもしましたが、雪解け水の放流で流れてきた魚を二人仲良くかじり合うのはのほほんとしていて可愛かったですね。
そしてユーリが苦手な文字をチトの日記に頑張って書き、ゴメンねという気持ちを伝えようとしたのはチトにとってかけがえのない思い出と日記の1ページになったんじゃないでしょうか。
この後、二人以外の登場人物が姿を見せるのかはわかりませんが、気持ちの緩むお話でラストまで進んでいってくれたらと思います。
次回も楽しみですね。

















◎こちらのブログ様にも感想記事が掲載されています。
空と夏の間さん
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