つうかあ 第2話「Shakedown」感想

あなたじゃなきゃダメなの！
鈴鹿女学園側車部百合日記には、ちゆきとみさきの名前が載っているに違いない。

初回で描かれたエキジビジョンを経て各校のニーラーレーサーたちが本大会初戦の地である三宅島に再び集まって来ましたね。

そして実家がそれぞれ旅館を営むゆりとめぐみが皆を迎えに行きましたが、そのうち何組かはペアではなく別れて泊まるようで、中にはちゆきとみさきのように険悪なムードを漂わせているペアもあったようです。

そして今回は鈴鹿女学園側車側のこの二人を中心にお話が進み、その馴れ初めはお嬢様育ちで学友たちからも人気のあるちゆきが家計を助けるためにアルバイトをしているみさきを強引に誘ったというものでしたが、パッセンジャーの役にアルバイト代まで払うまで言うちゆきにみさきは何故そこまでするのかと感じたようです。

まあそこがついついちゆきにみさきが反発したり噛み付いたりする原因になっているんでしょうけど、本当に嫌だったらレースをするちゆきの隣に座っているはずもなく、ちゆきがみさきを誘った理由をはっきり言ってあげればいいんですよね。

でもでも、ちゆきはお嬢様系ツンデレと言った感じで、側車の点検にと外へ走りに出てからもサイド側に後ろ向いて座ってたりして、二人ともツンデレなの？と思ってしまいましたが、スピードを上げたゆりとめぐみの朝日丸に反応して二人の気持ちがひとつになっていくところは胸キュンするような良いシーンだったと思います。

スロットルを小刻みに開け閉めして獲物を狙う獣のように力と意思を集中させていくようなちゆきに気づき、パッセンジャーのスイッチが入るみさき。

やがて二人はコーナーのギリギリを攻めて勝ちたいという気持ちを弾けさせていましたが、その瞬間二人は一つになっていたんでしょうね。

走り終わって何故私なのかと問うみさきと、あなたじゃなきゃダメなの！と答えたちゆき。
二人が素直にラブラブする日は来ないのかもしれないけれど、ツンツンな二人を見ているのもこれはこれで良いものですね。

さて次回はどのチームのお話になるんでしょうか。
舞台が三宅島のうちに水着回もやって欲しいところですが、先ずはヒロインたちの名前などを公式サイトでチェックしながら、次回を待ちたいと思います。