2017
10/23
月

強調文二度の全裸海水浴パートと吹雪の繰り返しというオムニバスのような回。
自由すぎる那由多とまっすぐに自分を見つめる京の組み合わせがいいですね。
そして、お互いがお互いを理解しようとし始めたところも。
その場の勢いと雰囲気に乗り、北へ南へ気軽に出かける伊月。
もちろん小説を書き上げるための取材も兼ねているようですが、沖縄の海で弾ける那由多と京が眩しかったです。
そして度々伊月に好きと言ってくる那由多をどう思っているのか尋ねる京は、自分たちの居場所をしっかり見つけている那由多と伊月を羨ましく思っているように感じましたが、そんな彼らを前にして自分は何になるのか考え続けている京に、未来への選択の時が訪れるのがいつ頃になるのか楽しみにしています。
かつて伊月からビッチと言われた外見とは真逆の内面を持つ彼女と、伊月の小説に出会って苦しみから脱却しつつもまだ心のどこかそれを抱えていそうな那由多という二人の組み合わせがお話に良い味を出していますね。
しかし肝心の伊月といえば妹妄想を繰り返し、どこか飄々とした感じもしますが、告白を断った那由多に対して先輩というか、大人としての責任感みたいなものを持っているのは間違いなさそうですね。
まあそれが那由多の女の子として気持ちに応えきれない原因にもなっているんだと思いますが、そこに京や春斗が絡んで二人の関係が前に進むのかどうかと言ったところでしょうか。
そして那由多が伊月の小説と出会う前の事を伊月は知っているのか知らないのか不明なところですが、その辺りもおいおい描いてくれたらといいなと思います。
ともあれ、真のヒロインはラストの北海道と沖縄の食材をしっかり活かした料理を兄貴の伊月に作ってくれた千尋きゅんのような気もしますが、お土産のジンベエザメストラップをもらってお揃いだね♡とニッコリする弟くんにちょっとお兄ちゃんはデレ過ぎなんじゃないでしょうか。
妹萌の兄貴と僕っ子の弟という作品名とは真逆の方向へ進む可能性も秘めた兄弟のこれからも期待しながら、先ずは次回を待ちたいと思います。













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空と夏の間さん
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