2017
10/24
火

はじめて自分をちゃんと見てくれた人だった。
誘ってくれて本当は嬉しかった。
お互いを思う気持ちを拗らせていたちゆきとみさきが、やっと気持ちを伝え合うことができて良かったですね。
信頼されてないとちゆきに強く当たるみさきに、そうじゃない気持ちを伝えられないちゆきが辛そうにしていましたが、命の預け合いをしているようなニーラーレースに出るんですからちゆきの苛立ちももっともところだと思います。
そしてTTレースを迎えた三宅島の交通規制の様子や側車部に入って間も無いゆりとめぐみが棚橋コーチからレクチャーを受けるシーンが描かれたり、ニーラーというものについての知識を満たしてくれるようなシーンも挟んでくれましたね。
しかし通行止になるからとゆりとめぐみに購入した旅館の晩御飯の食材を取りに来させるのは緊迫感のあるレースとは真逆のほのぼのした感じをストーリーに与えていましたが、取材に来て車体に乗せて貰った報道部のひばりとつぐみがゆりたちから死ぬからとあっさり何度も言われていたのは面白いけど笑えないシーンでしたね。
さておき、みさきたちが成るように成るとあっけらかんと言うゆりとめぐみ、そしてちゆきの温泉シーンを見せてくれた今回でしたが、これから各チームのムフフな日常シーンもやってくれるんでしょうか。
画面を見ながらめぐみちゃんちょっと大きすぎやしませんかねと喜んでしまいましたが、やがて夜になって始まったニーラー乗りらしい花火大会で火花を散らして走るヒロインたちも可愛くてかっこよかったですね。
ともあれ、自分を信用してないと詰め寄るみさきに、お嬢様だからとチヤホヤ寄ってくる人しか居なかった自分を、はじめてちゃんと見てくれる人だったと泣きテレ顔で告白したちゆきに潤っと涙腺が緩むのを感じましたが、先を走る明日葉丸を抜いてやれと言いたげにちゆきに合図するみさきは、もうちゆきの本当の気持ちを全部受け止めてくれたみたいですね。
アクセルを開け、互いの気持ちを確かめ合った二人が加速して行くニーラーの上で目配せしているところで、なんだか泣けてきてしまったんですが、百合ではない彼女たちの繋がりがきっと心に響いて来たんだと思いました。
次回も楽しみにしたいですね。

























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