2017
10/24
火

迷惑な国を訪れたキノは子供達の描いた絵を守るため、銃を手にする。
蒸気を利用したエネルギー機関をもつ巨大な国に観光者として迎えられたキノは、進む先のあらゆるものを踏み潰して行くその国と、行く手を阻む城壁を持つ国の両方を迷惑な国だと言っていましたね。
前者は自分たちの豊かさを手放そうとせず、後者は通行料という利益を巻き上げようとしているので、キノにとってはどっちもどっちという感じなんでしょうか。
他人に迷惑をかけずに済むのならいいんでしょうけど、迷惑どころか武力や経済活動を使った略奪もある世界に住む僕は見ていて全然誇張したものでもないと思いましたが、その辺を考えさせられるようなお話でしたね。
場面としては巨大な国を誘導弾で撃つ兵を殺さず、その装置だけを次々と狙撃して行くキノがクールでしたが、誤って自分に飛んで来る弾を撃ち抜くところはかっこよかったですね。
そして旅ではそうそうたくさん使えない豊富なお湯に巡り合ったキノのお風呂上がりのカットもありましたが、中性的な感じが何処となく漂っていたのは今後の楽しみと言ったところでしょうか。
ともあれ、毎回淡々と進んで行くストーリーにいろんな事を思ってしまいますが、次回はどんなお話になるんでしょうね。
良い雰囲気の背景の作画の方も楽しみに、次回を待ちたいと思います。




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