2017
11/13
月

印を持つ子供たちに戦わせる泥クジラ。
そして妻に何の感情も示さない自警団団長のシュアンと、哀しみばかりが増えていくようですね。
弓の練習をしていた子供たちは標的がワラ人形から本物の人間になった時に弓を射ることができるんでしょうか。
今回はオウニとニビの出会いと、どうして彼らが泥クジラの外を目指すようになったのかを二人の過去に戻って描いていましたが、ニビをはじめとして多くの人に死亡フラグが立ちまくった感じもしました。
そして防衛の準備を進める横で、攻めてくる帝国の船に乗り込んで船の心臓であるヌースを破壊するチームも選抜されましたが、そこにはオウニとチャクロをはじめとした若者たちの姿がありましたね。
そして無事任務を果たして帰って来るようにとスオウが自分で編んだお守りのアミュレットを皆の手首に巻いていましたが、泥クジラの女の子たちに受け入れられ出したリコスも当然のようにその中にいましたね。
感情をヌースに食われた彼女にチャクロへの特別な感情が生まれ、彼に服を縫ってあげたりと可愛らしいデレ顔も見せてくれましたが、決戦に向けた集会が毎年恒例の砂かけ祭りと化した時もチャクロの横で目を輝かせていましたね。
ただそれがこれから始まる厳しい戦いの前の日常としか感じられず、かえって次回あるかもしれない悲惨なシーンへの不安が膨らんでしまいましたが、もはや戦いは避けられず、砂嵐の中を進んでくる帝国の船との戦いに自己参加のニビを伴ってオウニたちは出発していくことになるんでしょうか。
敵を迎え撃つ子供たちもさることながら、妻のシエナに何の感情も示さないシュアンのシーンが実は今回一番印象に残ったのですが、シュアンの妻への態度についてはもうすぐ死んで行く自分を好きでいるよりは嫌いになってくれた方が彼女の悲しみも減るだろうという甘いものではなく、彼は心がほんとうに壊れているのではないでしょうか。
シエナに死亡フラグが立ったので、彼が何故そうなってしまったかは今後描かれると思いますが、あまりに酷い目に遭うと自ら心を壊してしまうのはよくあることだと思うし、明日寿命が尽きてもおかしくないような彼が優しいあたりまえの気持ちを取り戻すのか否かに注目しておきたいと思います。
シエナの愛情は報われないかもしれないけれど、最後に彼女を想ってあげることぐらいはして欲しいですね。
ともあれ、戦いを控えたチャクロはサミに見守っていてと祈りを捧げ、その姿を見つめるリコスの心はさらに乙女な色を増して行くんだと思いますが、チャクロの前に姿を現したエマという存在がこれからどう絡んで来るのかも楽しみに、次回を待ちたいと思います。















http://tiwaha.blog.fc2.com/blog-entry-24.html
- 関連記事
-
- つうかあ 第5話「Reverse Grid」第6話「Dual Purpose」感想
- クジラの子らは砂上に歌う 第6話「明日、人を殺してしまうかもしれない」感想
- クジラの子らは砂上に歌う 第5話「逃げるのはイヤだ」感想
この記事と関連する記事
AFTER「宝石の国 第6話「初陣」感想」
MESSAGE
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
-
ほんの兆しのようでも。
Wisp-Blog 2017/11/14 -
私はいま驚いています。あの団長が何と妻帯者だったからですw だって、あのテのKO
うたかたの日々 でぼちん珠洲城遥万歳 2017/11/14 -
お前達は自決しか出来なかったじゃないか!前回怪しい人物だと思ったのは長老会では「若手」のラシャ。子どもたちは明日人を殺してしまうかもしれない、死んでしまうかもしれない。それを決めたのはスオウたち市長と幹部連中だと指摘。 クチバは反発しますが別に責めたかった訳ではないでしょう。子供を矢面に立たせることを自覚しろと言いたかったのではないでしょうか。ラシャの言い方も不味かったんですが。 サイミアは...
こいさんの放送中アニメの感想 2017/11/13 -
第六節 明日、人を殺してしまうかもしれない サイミヤで人を傷つけることは禁止されていた。 直接の攻撃ができなくても、武器を利用すれば攻撃できる。 自警団が印に戦い方を教える。 リコスに女性たちが新しい服を持参してきた。 戦いやすい服に縫い直すリコス。 女性たちも仲間を殺されて戦いたい。 帝国のスキロス襲来まであと4日。 長老会に2年前に参加したラシャ様、体が丈夫では...
ぬるーくまったりと 3rd 2017/11/13
COMMENT