2017
11/18
土

二人で作ったあったかくて甘ーいレーション。
おじいさんやイシイの顔を模したものを作るユーリは、まるでクッキーを焼いているようでほっこりした。
イシイに聞いた食料生産施設に足を踏み入れたものの、巨大な配管が入り組んだそこはまるで迷路のようでしたね。
そして結構高いところを伸びる配管の上を二人は進んで行きましたが、高いところが苦手なチトは怖くて参ってしまいそうでしたね。
そこでロープの登場となるわけですが、チトが落ちたら反対側にユーリが飛ぶというのは難易度高そうで、日が落ちてきたらしいところで今日はここで寝るとユーリから言われてチトは絶対無理と焦っていましたね。
二人がロープで繋がっている様子がどこか微笑ましくて平和な気持ちになってきますが、そんな時にチトの足元の配管がベコリと凹み、偶然配管の中を走る道を見つけるんですね。
そこは電気が生きているようで、壁に並ぶ灯と矢印を目安に二人は進み始めましたが、イシイはこの道を歩いて食料のあるところまで行っていたらしく、ちゃんとそこまで教えてくれていたらチトも怖がらずに済んだんですが、その辺りはイシイさんのらしさが出てしまって「行けばわかる」という一言だけになってしまったんでしょうね。
ともあれ、二人はそれからほどなくしてイモを栽培しているプラントにたどり着きましたが、そのほとんどが既に枯れ、一つしかイモを見つけられませんでしたね。
しかしさらに奥に進んだところでサトウとイモの粉を見つけ、かつておじいさんにパンを焼いてもらった事のある二人は見よう見まねでイモと砂糖、そして塩と水を混ぜ合わせてこね出しましたが、焼き上げるための装置を理解したチトのひらめきで見事にレーションを作ることができました。
道中かなりおっかなびっくりで進んできた二人が、暖かくて甘ーいレーションを頬張るところは幸せそうで見ているこちらもハートがポカポカしてきましたが、余ったお砂糖をまぶしてみたり、顔の形に作ってみたりする二人はやっぱり女の子なんですね。
ヘルメットを被り、時に銃を構えたりすることがあっても、時に子供っぽさや女の子らしさを見せてくれる二人がいつかおじいさんに育てられた時のように、安住の地に行き着くといいですね。
次回も楽しみにしたいと思います。


















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